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住まいのインテリアを考えるのに皆さんは何から考えるでしょうか?
「完成空間のトータルイメージを決めて色彩や商品を選定しましょう。LDKや個室、水回りなども全体空間と統一性があればシンプルでスッキリとした空間になります。」というよう内容がネット検索していたらあるサイトに出ていて、豪華な家具と調度品が紹介されていました。
私もブログの「インテリア考」でインテリの基礎的なものをかいてますが、最近のインテリ雑誌やネットを見ていると北欧インテリア、アジアン家具の部屋・・・など高級ホテルの一室にでも紛れ込んだような感覚のインテリア紹介が大変おおいですよね。
休日には居間でゴロ寝して、粗大ゴミ化している私には、とても落ち着けそうにありません。
もっとも、住宅雑誌、インテリア雑誌などで特集しているコーナーは大半がスポンサー商品です。
当然、豪華な家具、ゴージャスな雰囲気を取りあげ、他の雑誌と販売を競い合いますので、一般庶民の平凡な空間インテリアなど載っていません。
住まいでいえば、モデルハウスの雑誌版と言ったところでしょうかね。
インテリアを考えるに当たり、自分の趣味、こだわり、と共に日常生活の延長であるということを考慮することも大切でしょう。
それまで家で読書する習慣のない人が、「新築した家には書斎を」ということで書斎を造っても、物置になっているのが多い例を「住まいの収納」でも述べましたが、同じようなことが言えるのではないでしょうか?
観葉植物に全く興味のなかった人が、新築したら観葉植物に囲まれた空間をつくっても上手に育てられるとは思えません。
冒頭に「全体空間の統一性」という他のネット上の言葉を書きましたが、人それぞれの考えで、統一するか、一部に個性的な部屋を造るかはあなたの住空間ですから好きな判断で良いでしょう。
個性的といってもちょっと首をかしげる例を紹介します。
最近、中古物件を購入し、「耐震診断と共に内部を全て模様替えしたい」という依頼がありました。
「内部の現在クロス壁の上に全て塗装したい、床も張り替え、建具も塗装し全ての空間を白くしたい」という要望でした。
私は、ちょっとそれではと思い以前、文献でよんだ例を思い出し「いろいろな単一色彩の箱にマウスを入れた実験では、白い空間が一番早く精神異常状態になったそうですよ」ということを告げると「2、3日考えてみます」。
2、3日して現場で打合せの時、その方の知人のインテリアコーディネータという方と一緒にみえました。
私の仕事は耐震診断なので、インテリアのことはお任せ、と言うことで見ていると、二人でカラーサンプルを見て打合せしています。
塗装工事が始まって驚きです、今度は色彩だらけの空間です。
居間は壁の3面が違う色彩、3室ある個室は2面が違う色彩、それもそれぞれの色彩は良い色かもしれないが、組み合わせのバランスが取れていません。
塗装業者に聞くと「私もびっくりで、何度も間違いないか確認しましたよ、こんな例は初めてだね。」
コーディネーターさんは近所のカーテンなどを取り扱っているインテリア店の方とのこと。
どうやら、内壁をカーテン地を選ぶような感覚で決めてしまったのでしょうか?
ブログの「インテリア考」で建物の床、壁、天井はインテリア構成では脇役であり、主役はカーテン、家具、電化製品、調度品・・・などなので、「脇役はしゃべりすないように」と書きましたが、まさに脇役が大声で怒鳴りあっているような状態です。
私は、この空間にどのような家具や調度品を配置するのか、コーディネーター本職のカーテンはどのような物が取り付けられるのか大変興味ありますが、見たいような、見たくないような気持ちで、未だに見にはいってません。

「インテリア考(1)」で、建物の構成部(床、壁、天井)の色彩計画を述べましたが、今回は空間のコーディネートに関して書いていきます。
あなたの住まいの空間もインテリアコーディネートひとつで様々な顔に変化しますよ。
空間演出には、次のようなものが考えられます。
■ 空間演出備品
1,家具
家具はソファー、イス、テーブル、飾り棚、収納家具
など様々な物がありますが、
それぞれ空間で、床、壁で構成された色彩と調和した
色を選びましょう。
欧米の家具には、大きく豪華なものもありますが、
家具だけ引き立ってもバランスが悪くなりますよ。
欧米の場合、1つの空間を広く取り、家具で間仕切り
フロアースタンド照明スタイルの空間が多く、
家具もインテリア要素として発達してきました。
特にヨーロッパでは、家具に合わせて家を造ると
言われています。
「和」の空間も最近は現代和風を意識したセンスある家具が増えてきましたね。
2,照明器具
照明器具は、空間の顔に変化と陰影を与える演出効果の高い備品ですよね。
しかし、照明器具の場合は、生活の中で必要な明るさや、使用目的、部屋の大きさ、
作業内容などを基本にしてデザインや照明球の種類を選定しましょう。
特に老人や子供は、20代の人の3〜4倍の明るさが必要とされているますよ。
主照明、補助照明、直接照明、間接照明、それぞれ上手に使い分けて下さい。
あまり、照明を多くしても生活してから、ランニングコストがかかり過ぎて、
「あれほど時間をかけて検討したのに使用しない」という例もよくありますので注意しましょう。
3,カーテン、ブラインド
カーテンはレースカーテン、ドレープ(生地)カーテン
などの組み合わせで様々に窓の部分を演出します。
壁面と雰囲気を合わせるか、アクセントとして大胆な
柄にするかなど選択は住まいづくりの
楽しみの一つですね。
また、カーテンの形式でも空間の雰囲気が変化しますよ。
セパレート、カフェ、センタークロス、プレーンシェード、
バルーン・・などがあります。
ブラインドにはベネシャン(横型)バーチカル(縦型)、ロール・・などの形式があります。
カーテンやブラインドの形式はインテリア店などで調べてみましょう。
4,建具
室内のドア、引き戸もインテリア要素の大きな役割をもっていますね。
建具もカーテンと同じく壁面の雰囲気に合わせるか、アクセントとするかで、大きく雰囲気が
変化します。
和室とリビングの間仕切り建具も襖だけでなくいろいろな種類の建具がありますので、
雰囲気に合わせて選びましょう。
5,絨毯、タペストリー
絨毯は床全面に敷き詰める場合と床にアクセント(テーブルの下など)として使用する
場合があります。
タペストリーは、ヨーロッパでは古くから使用されている壁掛け織物です。
吹き抜けのなどの広い壁面に飾ったり、階段ホール部の手摺りから垂らしたりして演出します。
6,ニッチ、棚、アルコーブ、ミラー
ニッチは壁に小さな穴を開け花瓶や小物インテリア品を飾る空間をいいます。
大きな凹みはアルコーブといい、ニッチとは区分けしますがどちらもインテリアに変化をつける
要素として設計段階で検討が必要でしょう。
ミラーは狭い空間を広く見せるには非常に有効な手法ですが、部屋が散乱してると散乱が
倍加しますので注意して検討しましょう。
7,絵画、写真、ポスター
壁面を飾りインテリアの定番ですね。お好みを上手に配置して下さい。
8、観葉植物、生け花、ドライフラワー
室内に植物の緑があると落ち着いた雰囲気が生まれます。
床や棚、カウンターなどだけでなく窓上部や吊り棚から観葉植物のツタや葉を垂らすのも
空間に変化が出ます。
9,キッチン、電化製品、その他
LDKの場合キッチンや食器棚のデザイン、カラーもインテリアの大切な要素となります。
冷蔵庫やTVなどの家電製品もトータルコーディネートとして考えてみましょう。
インテリア計画は一点豪華主義でなく、トータルコーディネートが大切です。
最近は北欧風とかアジアンスタイルとかが、雑誌などでよく取り上げていますが、自分の好みでライフスタイルに合ったインテリア計画が大切です。
トレンドだけ追いかけて居心地の悪い空間だけは造らないようにして下さい。
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照明計画の上で考慮しなければならない一つに、ランニングコストがあります。
主に、主照明に使用される蛍光灯、白熱灯の特徴を比較してみます。
■ 蛍光灯と白熱灯の特徴
・蛍光灯 ・購入費は高いが、ランニングコストが安い。
( 白熱灯の約 1/4 )
・頻繁に点滅すると寿命が著しく低下する。
・インバーター器具はチラツキが少なく最大20%節電
・同じW数なら白熱灯より明るい。
(オフィスなど作業スペースに適す)
・白熱灯 ・購入費は安いが、ランニングコストが高い。
・陰影を付け、立体感を出す演出効果に適す。
・寿命が短い(普通電球 60W 1000時間)
同じ形状の電球型蛍光灯と白熱灯を比較すると、それぞ使用頻度で異なりますが
蛍光灯の寿命は2〜3年、白熱灯であれば2年で6回ほど交換する計算になります。
下記のような使用が、それぞれの特徴を生かした方法でしょう。
・蛍光灯は、長時間使用場所(リビング、ダイニングなど)
・白熱灯は、頻繁に点灯する場所 (トイレ、廊下など)
白熱灯は蛍光灯と違い独特の雰囲気を演出しますが、あまりに多く使用すると
ランニングコストが大きくアップします。
白熱灯を蛍光灯に交換すると、同じ明るさで75%程度の省エネになります。 同じ電力なら蛍光灯の方が明るいのを覚えてください。
照明計画時は楽しくて夢中になりますが、住んでしまうと手入れを忘れがちなのが照明器具です。
照明器具が汚れていると明るさがダウンします。こまめに掃除をすると20〜30%明るくなりますよ。
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照明器具を選定するのに、カタログを見ると目移りして迷いますよね。
今は、建築業者が照明器具のプランニングを出してくれますが、予算応じてそれなりの内容です。
自分の「こだわり」で照明計画をしてみてはどうでしょうか。
■ 照明器具の種類
1、主照明(直接照明)
・シーリングライト(天井直付け灯)
・ペンダント型 (シャンデリア、和室灯など)
2、補助照明(間接照明)
・ダウンライト (天井設置)
・ブラケットライト(壁面設置)
・ペンダントライト
・スポットライト
・フローアースタンド
・足元灯
・小型蛍光灯
3、電球・ランプ
・蛍光灯
・白熱灯
・ハロゲンランプ(明るい、機種限定)
・クリプトンランプ(ダウンライトなど)
3、スイッチ
・ライトコントロール
・リモコンスイッチ
・人感センサー
・明暗センサー(連動型、時間帯指定もある)
・ソフトスタータ(暗闇点灯でもまぶしくない)
・遅れ停止(換気扇など)
以上が一般的な照明器具の種類です。
主照明と補助照明の組み合わせで多様な空間演出ができます。
でも、照明のレイアウト、コーディネイトは専門家でないとむずかしいですよね。
照明器具の空間効果はカタログや写真ではわかりません。
夕方、展示場がライトアップする時間帯に行って見てください。
主照明と補助照明のデザイン、配置、バランス、光と影の効果など参考にしましょう。
いくら照明器具のデザインが良くても、照明計画の良くない建物は、住む人の生活を考慮して
ないと言えるでしょう。
■ 注意点
・スイッチの設置場所、高さの検討。
・階段や吹抜けの照明は、電球の交換を考えて検討。
・通路、階段は足下灯の設置を検討。
・高齢者(60代以上)は、一般に20代と比較すると3倍の明るさが必要と言われています。
高齢者の方、同居している方は注意してください。
住まいの明かり計画は楽しいものですが、はりきりすぎて過度の器具設置も良く有りません。
各室の面積に対する必要照度など専門家(電気屋さんなど)に相談しましょう。
また、照明器具は電球の種類によって、光熱費が変わります。
ランニングコストを含めた検討は照明計画(2)にて記述します。
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