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住まい||住宅|不動産|予算

洗濯動線を考える。
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主婦にとって間取りは、家事動線を短く楽にするのが大事というのは皆さんわかりますよね。

新しい住まいの間取りを考える時、どうしてもキッチン中心の家事動線になりがちです。

キッチンを中心に洗面、浴室、トイレ・・・と家事動線を平面だけの思考になっていませんか?

家事動線の中で動く距離の最も長いのは「洗濯動線」なのです。

汚れを落とす洗濯は洗濯機が担ってくれますが、洗った洗濯ものを干して取りこんで、さらにたたんで収納までが洗濯動線となります。

洗濯動線を考えると洗濯ものを何処に干すかがポイントになりますよね。
特に2階、3階へ毎日洗濯ものを持って階段にを上り下りするのは、身体的な負担が蓄積されます。

でも、いろいろなプラン集などを見ても「洗濯動線を考えた間取り」ってないですよね。

それは住む方の洗濯の時間帯、洗濯の干し方、しまい方、さらには建物への日当り、敷地条件・・など様々な要素が反映すると考えられます。また、共稼ぎや敷地条件などで室内干しの方もいます。

それなら自分達のライフスタイルに合わせた「オリジナル洗濯動線間取り」のようなものを考えてはいかがでしょうか?

この方法なら漠然と間取りを眺めて選択するよりも、あなたの生活がより反映した間取りとなります。

家事作業も掃除ロボットなどの登場で便利になったり洗濯機の性能がアップしても、洗濯動線を機械化するのはまだ無理でしょう。

間取りを考える上で、ぜひ洗濯動線を重要視してください。

  





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住まい||住宅|不動産|予算

近未来の仮設住宅
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震災地の復興を物語る仮設住宅を見てきました。

仮設住宅が連なって並ぶ姿は、あまり見ないせいか壮観な眺めでしよ。

一時避難所と違い「仮設はプライバシーが守られるし、お風呂も好きなときに・・・」とおおむね皆さんに好評でした。

しかし、詳しくは聞けませんでしたが、狭い空間での同居生活には様々な問題も発生しているそうです。

さらに本当の不安は「入居期限を過ぎた後のことが・・・」というのが現実でしょう。

それに、まだ仮設住宅が不足しているようで建築中の現場もありました。

その地域の不動産業者の話では、仮設住宅に入居するのがいやで安い中古住宅を求めた問合せが多く、対応に大忙しだという話をしていました。

「震災から半年以上過ぎましたがまだ場所によっては不足しているのか・・」と考えながら、不動産業者の話にも引っかかるものがあります。

現在の仮設住宅は見るからに現場での応急処置、工場生産住宅メーカーがあっと言う間に住宅を組み立ててしまうのに、仮設住宅の現場では大工さんが汗を流して働いていて それでも人が足りないという話でした。

「うーん!日本のような災害の多い国は緊急時に備えた居住性の良い仮設住宅をストックしておくことは出来ないのだろうか?」などと考えていたら、将来実用化されるかもしれない すごい仮設住宅を見つけました。

こちらに運搬から構造システム、内装・設備まで詳しく動画で紹介されています。

  未来の仮設住宅

電気や水など全てのライフラインが独立していて、活動スペースがロボットのように可変する仕組みには驚きます。

手間暇間かけて箱庭に建つような住宅なら、この方が良いかも知れませんよ。

まだまだ先の話だと思いますが、早く実現できることを願いたいものです。

  





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太陽光発電補助金の申請
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太陽光発電の普及が大幅に伸びましたね。

全国の2010年度住宅用太陽光発電補助金交付申込受付件数では、愛知県が一番多く平均の倍以上の件数ですが、全国の普及率をみると太陽光が多く得られる、九州・沖縄地区の各県が大幅に伸びています。

全国平均がいまだ2.5%程度なのに対し、九州・沖縄地区は4~6%と伸びています。
その反面、北海道、東北日本海側、北陸といった太陽光に恵まれない地域は、低い伸び率となっています。

また、ビルや公共施設でも太陽光発電設備が見られますが、全出荷量の約90%が住宅用だそうです。

このように大幅に普及している太陽光発電ですが、いまだに補助金申請に関してよく分からない人がいるようです。

最近も「太陽光発電を来週から工事するのですが、補助金はいつ申請するのでしょうか?」という質問がありました。

太陽光発電は補助金申込書を提出して、受理決定通知書が届いてから工事をしないと補助金対象外となってしまいます。

「一般には工事業者が申請しているはずですが、良く確認して下さい」と返答すると、業者の方で申請済みで受理決定通知書がメールのやり取りの間に届いたそうです。

また、いつまでに申し込めば良いのかという質問もあります。

これから申し込む方は、今年の12月22日が申込締切日です。

まだ、期日に余裕がありますが、補助金枠が埋まってしまえば打ち切りとなってしまいます。

導入をお考えの方は、早めに施工業者と予定工期の打ち合わせをしておいて下さい。

  





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木材を知らない世代
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住まいの材料に木材は付き物ですよね。

木造在来工法ならもちろん、鉄骨系住宅でも建具やサッシ枠、床幅木、天井回り縁・・など木質調の材料があります。

でも、それらの材料のほとんどは本物(無垢)の木材は使われず、合板系板材(インシュレーションボードなど)の木目を印刷した塩ビシートが貼られた物です。

木材を知っている方なら「そんなの当たり前だろう・・」と言われるかもしれませんが、若い世代には区別がつかない人も多いのです。

最近の例でこのような話がありました。

中古住宅を購入した若い世代から、一部改装の話がありました。
その家を購入した一番の理由は、前述の木目調の幅広枠が至る所にアクセントとして付いているのが気にいったそうです。

「この木がいっぱいあるのが気に入ったのですが、色がダークブランなので削るかペーパーをかけてホワイとに塗装したイメージでプランニングしてほしいのです」

「え!・・これは木材ではありません。木材のイミテーションですよ」と一部の表面を剥いで現実を見せました。

「え~・・う、嘘でしょう・・・そ、それじゃこの上から塗装できます」

「無理です、すぐにハゲ落ちてしまいますよ、どうしてもホワイトでまとめたいなら全て本物の木材の上に塗装するか、同じような材料のホワイとに交換するしかありません。」

「無垢の木がいっぱいあるのが理想でこの家を買ったのに、それじゃ予算が・・・」ということで、いまだどうするかの結論がでていません。

また別な例では、無垢のフローリングを手入れするのにどのようなワックスが良いかというメール相談がありました。

その床は「ヒノキの無垢材でWPC加工(坪9000円)がされていている」と書かれてありました。

WPC加工とは合板にしかせず、ヒノキの薄くスライス(3~4mm程度)した単板をベニヤ合板の上に貼ったもので本物のように見えますが無垢材とは全く別物ですし、本物なら坪9000円ではとても買えないでしょう。

それをメールで返答すると、「ヒノキの無垢材」を注文したら、ハウスメーカー営業マンがそのサンプルを持ってきて、施行されたというから驚きです。

サンプルは断面部は見えず表面しか見えないよう本のように作られていますから要注意です。
売る側も買う側も無垢材を知らないことが悲劇を生みました。

私は以前コラム欄に「このまま合板文化で良いの」という記事を投稿しましたが、これから家を求める若い世代ににはまったく理解できない話なのかと寂しくなりました。

  





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住宅技術者の実態
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住宅会社の建築士は、設計や現場管理などの技術系担当になります。

しかし、同じ住宅系の技術職として建築士の資格を持っていても、務める企業の業務内容によって、知識もレベルも全く違ってきます。

特に鉄骨やパネル系、2X4のハウスメーカーの技術系担当となると、それぞれの企業内にあってはプロでしょうが、その企業を離れてしまうと一般住宅の技術や材料に対する知識があまりにも乏しいのに驚くことが最近ありました。

私の知っている工務店の息子さんが、大手ハウスメーカの地元営業所の現場監督を長年やっていて社内ではベテラ< ンの域にいました。

工務店の社長が亡くなって工務店を継ぐことになり、前社長とタイアップしていた仕事の打ち合わせに来た時です。

私が使用する材料や工程の進め方を聞くと、あやふやな答えしか返ってこず、おかしいと思って「親父の跡を継いでやっていく自信はあるの?」と聞くと「まったく無いのです。資格(一級)を持っているので、大工連中は頼りにしてくれるのですが・・・」

よく聞くと「ハウスメーカー(鉄骨系)の時は、材料は工場から加工されたもの管理と施工指導でしたから、木材のことや納まり、工程などはさっぱりわからないのです。」

「そいいうわけで大工と満足に話せない状態で・・・木造住宅のことを詳しく教えてくらませんか?」と言う話です。

いろいろ話してみると、杉やヒノキなども加工され商品となったものは分かるが、原木で見ると区別がつかないという話です。

「うーん、これは困ったね。亡くなった親方にはいろいろ世話にもなったし、今度の仕事は最初から現場を一緒に見るからそれで覚えていくしかないだろう」

「ただし、同じ業界にいたのだから一度の仕事で覚えることだね。そうでないと大工や下職にナメラレてやっていけないよ。」

翌日から、毎日のように訪ねてくるか電話があって、建物完成後は何とか木造住宅でもやっていけるだろうというレベルになりました。

このような話は意外と多く、現場でも設計の担当でも同じですよ。

今回の話で何を言いたいかのかというと、多くの住宅会社とそれぞれに特徴のある構造があります。
それぞれの企業の技術者は、自社の建物に関してはプロですが他社のことは何も分かっていないのです。

よく、営業マンや建築士が「あそこの建物は○○ですが我が社は●●が優れています」ということを言いますよね。

しかし、他社の実態は何も知らないのが現実なのです。

同じ木造系ハウスメーカーでもそれぞれ独特の工法を開発して、在来工法と一概には言えないのが現状です。

あまり、他社の技術を批判した営業ほど信用が出来ないと考えてよいでしょう。

  





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住まいの郵便受けポスト
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最近家が完成したお客様から、「玄関の外壁につけるのにイメージに合った郵便受けポストはないですか?」という問い合わせがありました。

「外構工事でスタンドポストを立てるはずだったのでは?」と言うと「道路のすぐ脇では、なんとなく不安になって・・・」という話です。

「玄関のイメージに合ったポストか・・・」そのお客さんの玄関部は「和風」です。

「そんなポストあったかな~」とサッシメーカーのカタログを見ても、お客様の家の和風イメージに合ったものはありません。

私達がポストというと、外構ブロック塀などに埋め込むかスタンド型、または玄関ドアか袖ドアに組み込まれたものしか頭になく、困ってしまいました。

ネットであれこれ探してみたら、いろいろオシャレなポストは見つかりました。
しかし、和風イメージというとなかなかありません。

「こてこての和風」でなく、すっきりとした現代和風なので選ぶのも慎重になります。

しかし、探して見るとあるものです。
私のイメージで下の和風ポストを「これならイメージに合うのではないでしょうか?」と提案しました。

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「あら、良いのがあったですね他の種類も見ることができます?」というのでサイトを紹介して 3日後、「決めましたのでお願いします」と連絡がきて見せられたのが下のポストです。

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私は和風を意識し過ぎたのかお客様のイメージとは違ったようで、銅製のがっしりとしたポストです。

取り付けてみると、デザインは派手でないが個性を主張したポストで、和風でもまったく違和感がありませんでしたよ。

今回お世話になったポストメーカーはPOST SHOP Onlinさんです。

単に安価なものや流行を追いかけるのでなく、デザインの洗練されたポストが多く、専属のスタッフもいて私のお気に入りとなりました。

もし今後、参考にしようとする方のために、記事ページを探さなくてもいいようトップページのナビ「生活便利商品」に掲載しておきます。

今回の経験から、今まであまり意識しなかった郵便受けポストも、住まいの重要なアイテムのひとつと知らされました。

「門や玄関は住まいの顔」、あなたも住まいのワンポイントアクセサリーとして郵便受けポストを考えてみてはいかがでしょう。

  





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設計士、建築士・・?
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ブログに「知人から『知っている設計士さんを紹介しますよ』と言われたのですが、建築士と設計士は違うのでしょうか?」という質問がありました。

この場合の設計士と建築士は同じ意味と考えて良いでしょう。
それではなぜ、「設計士」「建築士」という言葉が乱雑に使われているのでしょうか?

まず、建築の設計ができる資格者は「建築士」です。
また、その資格で建築確認申請を出すには、設計事務所登録をするか、その登録事務所で設計の業務に携わらなければならないのです。

ですから「設計士」という正式な資格はありません。

逆に言えば、誰でも「設計士」を名乗ることができます。

よく、家が完成してから「○○ハウスに依頼したが設計は私がしたの」と言う奥様がいます。
この話だと、現在ほとんどのハウスメーカーの営業マンは基本プラン集をベースに間取りを自分で作成しますから「営業マン=設計士」となります。

ハウスメーカーの営業所で設計士ですと紹介されても、その実態は確認申請と現場監理に追われて、 プランは営業マンが作るのが現状です。
本当の意味の設計をしているのは本社の一部の人たちだけです。

本来、間取りだけの平面計画では設計とは言えません。 「構造設計」「立体設計」「設備設計」「予算設計」が総合的に検討されて良い設計となるのです。

特に最後の「予算設計」は、現場の経験が少ないと詳細なものが出せず、後々トラブルとなりがちです。

一般的に「設計士」という用語が使われるのは、「建築士」の業務である工事監理がないがしろに考えられている傾向にあるのではないでしょうか?

「工事管理」と「工事監理」もまた違いますよ。

「工事管理」は住宅会社の現場監督が工程や工期、業務内容を管理するもので、「工事監理」は設計図とおりに設計した「建築士」が施工されているかを見る監理です。

間取り図や図面だけではそれこそ「絵に描いた餅」総合的な設計と工事監理があってこそ良い家ができます。

  





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住まいと「断捨離」
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「断捨離」という考えがブームになっています。

「断捨離」とはヨガの「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」という考え方を応用して日常生活でモノへの執着を断ち又は捨て、モノへの執着から解放され身軽で快適な人生を手に入れようという考えだそうです。

これは10年ほど前、金沢市に住む主婦が提唱しブログを通して広がりました。

「断捨離」は、単なる整理術ではなく、身の回りをスッキリさせることで心の混乱も整理し、前向きな自分に生まれ変わりたいという思いも含まれています。

これは、社会や生活に利便性を常に追い求めた結果、ものがあふれた反動のようなものかもしれませんね。
あらためて私の身に回りや仕事場をみても、普段使わないものがあふれています。

特に仕事の面では、最新技術の新商品で旧型となったモノが多く、それでもいつかは何かで約に・・・と捨てられなくなっています。


反面、数年前に話題になったケニアのワンガリ・マータイさんが提唱した「もったいない」もありました。
私は時々ストレス解消からか、身の回りの品をモーレツに片づけることがありますが、どちらかというと「もったいない派」といえるでしょう。

さて、これから家づくりをしようとする人には「断捨離」という考えも一考ではないでしょうか?

住宅計画において収納は大きなテーマですよね。

必要以上に収納部を意識すると、建物はどんどん面積が広がってしまいます。
これからの生活の上で、何が必要で何が余分かを考え、間取りなどに反映させるには良いでしょう。

しかし、「断捨離」はあくまでも概念と考え、実生活の収納不足で使いづらい家にならないようにしましょう。

「断捨離」とは反対に、ため込みすぎて捨てられずある「ゴミ屋敷」も社会問題化しています。

何事も「ほどほどに」というのが良いのではないでしょうか?

  





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住宅計画と現体験
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住まいを計画する時、「原体験」と「現体験」が影響するといわれています。

「原体験」とは感受性豊かな子供のとき大きな影響を受けた空間で、例えば田舎の母の実家であったりします。
また、雑誌などで影響を受ける、北方系、南方系などの好みは遠い先祖からのDNAが影響しているかも知れません。

「現体験」とは、まさに文字通り現在住んでいる住まい空間のことで、こちらの方が住まいの計画には大きな影響が出ます。

例えば現在賃貸アパート、マンションに住んでいると仮定すると、新築計画で窓を多く、広く付ける傾向にあります。どうしても今住んでいる空間を考え、新しい家は開放的に、日当たりも、風通しも・・・と考えるみたいですね。

ある雑誌の賃貸アパート、マンションに住んでいた方を対象にした調査で、「住宅をつくりで失敗したことは」という設問に、「窓が多すぎた、広すぎた」という答えが一番多かったそうです。


やはり、東西が壁で仕切られた空間から、戸建て住宅となると窓を多く設け開放的な家を求めるのでしょう。

しかし、なぜ「窓が多すぎた、広すぎた」ことが失敗の理由なのでしょう。

それは、生活家具の置く場所が少なくなってしまったり、窓が広く、多すぎて冷暖房のコストがかさむようになってしまったからです。

アパート、マンションの空間なら東西は壁、家具の置くスペースには困りませんし、部屋はこ刻みなので冷暖房の効率もよかったのです。

日当たりも、風通しはもちろん住まいに大切な要素ですが、新しい環境での生活家具の配置をよく考えた上で窓は計画しましょう。

また、日当たりの良くない暗い環境で住まわれていた人は、例外なく「明るい家が欲しい」という希望で窓を大きく、多く取りがちです。
逆に焼け付くような西日に閉口していた人は、窓を小さくとるという傾向が強くなります。

このように、「現体験」はあなたの住宅計画に大きな影を落としますよ。

ダーウインの「進化論」の中に「強いから、賢いから生き残れたのではなく、環境に適応できた生物だけが生き残れた」というようなことが書いてありました。

これを家づくりに置き換え「丈夫な家、素晴らし間取りの家だけではだめで、その場所での環境と新しい生活スタイルに適応した家づくりが大切」と勝手に解釈しています。

さあ、あなたの住まい計画はこれまでの「現空間」から、新しい環境での出発です。

「現体験」にあまり縛られず、新しい住環境に適した住まいづくりをしてください。

  





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施主支給のトラブル
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最近の住宅工事では住宅機器などの一部商品の施主支給が一般的になってきましたね。
それとともに、いろいろなトラブルの例も聞えてきます。

施主支給商品には衛生設備器具(便器、洗面器具)、キッチン及び収納、照明器具、特殊家具~タイル・石材に至るまで広範囲に広がっています。

それでは、どのようなトラブルが発生しているのでしょうか?

1、輸入キッチンを支給

輸入キッチンを支給し施工してもらったら、管理も含めて想定外の追加請求がきた。
輸入品の場合、販売店が直接施工でないとこのような問題が起こりがちになります。
輸入品に限らず現場施工の範囲が多い支給商品は請負会社と取り決めを十分に打ち合わせしておく必要があります。


2、照明器具が破損

照明器具は支給しやすい商品ですが、運搬の過程で破損しやすい商品です。
梱包を開いた時点で商品確認をしないで、取り付けた後で器具の破損に気づき、責任のなすりあいのトラブルになる場合があります。
施主として、搬入された商品の開封して良く確認して依頼しましょう。

3、施工のトラブル

特殊な床置食器洗浄機を支給したが、販売店から届いた排水位置図が見づらく業者が位置を間違えてしまった。また、電源が必要な指示を出すの忘れててしまった。
このような商品は、販売店が一度現場に来て取り合い工事業者との打合せが必要です。

もう一つの例は、玄関とアプローチに石材を敷きたいとネットで調べ安かった「中国の輸入石材」を支給することにしました。ネット購入ではサンプルが手に入らなかったことがでトラブル発生です。
規格寸法は45cm角と表示されていましたが、角が直角の正方形ではなかったのです。

中国の現地買い石材は安いですが、日本のような差し金(直角をはかる)技術がありませんから要注意です。
施工された石材は目地が真っすぐに通らず、目地の太さもバラバラになってしまいました。

4、施主支給を拒否された

ハウスメーカーによっては最初から施主支給拒否の方針を出しているところもあります。

今回の例は、営業マンと施主支給の内容を説明しOKをもらい契約したが、その後の打合せで設計及び現場担当から納期と施工上の問題から、契約工期に間にあわないという理由で拒否されました。

施主側は契約工期は絶対厳守のうえ「営業マンと約束で契約した!」と押し通し、施主支給で工事がされましたが工期には間に合いませんでした。その後、他のトラブルも含め延滞金を払え、払えないでもめています。

この問題は、ハウスメーカ営業マンが施主支給の内容を聞いた時点で設計及び現場担当との相談不足といえますが、施主側も施主支給の内容によっては建築工期が延びる可能性も考慮しておくべきでしょう。
そうでないと、仕上げ工事が突貫工事となってしまい、結果としてよい住宅にはなりません。

5、同じハウスメーカーなのに拒否

この例は、遠方にいる親戚が某ハウスメーカーで建て、施主支給もOKで出来栄えも良いということ聞き、同じハウスメーカーで建てることにしたが施主支給は拒否されたという話です。

ハウスメーカは全国一律の方針と思いがちですが、施主支給に関して統一見解の出ているところは少なく、地域営業所の方針で様々なのです。
また、同じ営業所であっても担当営業マンによっては、面倒だと思い握りつぶしていまう営業マンもいます。営業マンはあなたの要望を忠実に聞いているようで、いかにスムーズに契約出来るかしか考えていませんよ。
今回の例のような場合、営業所の責任者に再度確認してみることが必要でしょう。

このように施主支給には施工者側の標準施工と異なることで、様々な問題を含んでいます。
コストダウンを考えた施主支給が「結果的に効果が出なかった」ばかりでなく、トラブルとならないよう注意しましょう。

  





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家を建てる準備期間
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ブログの質問で「家を建てる準備期間にはどのような準備をして、またどのようなことに注意し業者を選んだら良いのでしょうか?」という質問がありました。

これから住まいを計画しようとしている方は、皆さん同じような悩みをお持ちではないでしょうか?

しかし、質問内容では建売住宅も想定しており、あまりにも漠然としているので商品が見える「建売住宅」と業者が決まっている「売建住宅」は別として、注文住宅に絞って説明します。

まずは、資金計画が第一歩です。自分たちの生活で現在借入られる額は、さらに重要なのは月々いくらなら返済していけるかの試算をして住宅ローンの借入額を計算しておきましょう。

これを怠ると、ハウスメーカーの展示場などで目を奪われ、いつの間にかメーカーペースとなり予算を大幅にオーバーしてしまったり、メーカー推薦の住宅ローンを、無理があるのに見栄を張って組んだりすることになりかねません。

また、資金計画がしっかりしていれば、住宅業者のコストレベルに合わせておのずと選択業者がみえてきます。

住宅業者の種類と業者の内容

1、ハウスメーカー

まずは、住宅展示場での建物確認です。ただし見学する時点で、その業者はどのような工法で標準コストはどれくらいなのかの予備知識を得て見学するようにしましょう。
< そうでないと展示場の設備に目を奪われ、いつの間にかメーカーのペースで契約までいってしまい、後で後悔する人の多いのが現実です。

また、大手ハウスメーカーといっても現場は管理のみで、地元の下請け業者が全ての仕事を行います。
よって現場施工の関しては工務店や地域ビルダーと違いはありません。
注意すべきは下請け業者の施工レベルで仕事に差が出ますから、施工に関する地元の評判などに注意です。

2、地場ホームビルダー

工務店よりも大きな組織の地元住宅業者で、ハウスメーカーと同じように展示場営業を展開したり、完成見学会などをこまめに行っています。
この場合も考え方はハウスメーカーと同じです。ただ、地元での営業内容や建物の評判などに注意しましょう。

3、地元工務店

工務店の場合、以前はいい加減な所もありましたが最近は企画設計力、施工能力が伴っていないと生き残れなくなってきています。
現在の工務店は設計士を抱え設計事務所登録をしたり、設計事務所と提携していないと確認申請が受付されませんから設計面はハウスメーカーなどと大きな差はなくなってきています。
ただし、デザイン面及び施工能力は、それぞれ能力差がありますからどのような建物を建てているか参考にしましょう。

4、ローコストメーカー

1~3の業者にローコストで家を頼むのとローコストメーカーは別物で、一般相場の価格(坪単価)よりはるかに安い価格で集客します。

しかし、間取や仕様は生活最低限の仕様で設定し、現実生活を考え注文していくと、最終的には相場価格に近くなってしまうか、オーバーしてしまう場合もあり、おのずと利幅のあるオプションが増える仕組みになっています。

ローコストメーカーが宣伝している価格には近づけるには、いかに要望を押さえていくかになります。 坪単価にはどこまで含まれ、何がオプションになるのか、全体総額はいくらになるのかを良く確認することが大事です。

5、設計事務所

設計事務所の場合は、上記の業者の比較して設計料が発生し、価格が高くなります。また、基本設計のみ、現場監理まで含むなどによって料金が変わってきます。
設計事務所依頼の場合、建築業者数社から相見積を取り検討しますから、見積内容に対し適正な住宅ができるといえます。

最近は設計事務所とタイアップしたネットコンペなども盛んですが、コンペですと設計者が選ばれようとデザイン面に走り予算を度外視したものも多く、業者見積もりが出たら予算をはるかにオーバーして建てられず、設計料だけ請求されるトラブルも多発していますから注意しましょう。設計事務所の場合は、地元で実績のある設計事務所をおすすめします。

以上が、家を建てる準備期間の内容と業者説明です。

よく、上記のような内容を無視し、カタログや展示場で見た住宅建材や設備機器を優先して選択する方がいますが、業者にはそれぞれ得意、不得意分野があります。

住宅建材や設備機器は決定した業者から提案される内容を見て検討し、要望を出したりする方が時間のロスもなく賢明でしょう。

  





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