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住まい||住宅|不動産|予算

比較出来ない坪単価
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建物の価格は素人には想像がつきにくく、坪単価は建物価格の目安として、とても分かり易く昔から利用されてきました。

しかし、坪単価表現が有効なのは、昔のように同じ工法の建物で、仕様が同じ場合にどこの建物が安いのか判断するのに有効なのです。

でも、最近は工法などおかまいなしに「坪〇〇万円から」と表示されています。

「まずはどれくらいの予算でできるの?」というときには坪単価は大変便利だからです。

でも、ハウスメーカーはそれぞれ工法も仕様も違います。

また、坪単価の中身にも坪数を法的床面積で計算するか、施工面積で計算するかで大きな違いがでます。

例えば、同じ建物で床面積100㎡(約30.25坪)に対し、施工面積125㎡(約37.8坪)あるとしたら、総額1500万円の家が、床面積表示では坪49.5万円、施工面積表示なら坪39.6万円と約坪10万円もの開きがあります。

また、施工面積とはどこまでの範囲をいうのかでも各社バラバラです。
さらに、建築工事費とは別に、諸経費に仮設工事を入れるところもあり、そうなると同じ建物でも坪20万代までになってしまいます。

同じ建物でも表現のしかたでここまで違うのです。まったく顧客を馬鹿にした話ではないでしょうか?

坪単価は「まずはどれくらいの予算でできるかの目安」といっても、すっかり客寄せパンダとして利用されているとしかいえません。

また、最近は坪単価の裏が一般の方にも知れ渡ってきたせいか、ズバリ低価格表示の会社もあります。
しかし、その価格にしても坪単価と同じようにどこまで含まれているのかが問題なのです。
「オプションだらけで終わってみれば他の家と同じ」というのが現状です。

こうなると、坪単価や低価格表示は他社と比較はできず、本来の意味を失っています。

法的床面積の坪単価表示で、総て含まれている見積の会社は少なくなってきました。
施工面積表示での方が、安く表示できて施工面積調整で利幅も取りやすいのです。

あなたのマイホーム計画を検討するのに、坪単価は無視しましょう。
住まいの価格は、「あなたの要望を入れて総額いくらになるのか」で比較しましょう。

  





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住まい||住宅|不動産|予算

要望は通ったが・・?
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マイホームの打合せ内容は、その会社の担当営業マンや設計士の対応で、後で大きな違いが出ます。

多くの雑誌やカタログに目を通して決めた、あれやこれやの自分の要望。
「自分の要望を総て通したから満足!」と言う人、本当にそれでよい家になるのでしょうか?

最近は、雑誌などを参考に間取りを自分で作る人がほとんどです。
しかし、住宅設計に関しては素人の付刃にしかすぎません。

専門的な立場からの提案や、要望に対する問題点などの指摘はありましたでしょうか?

営業マンなどは「予算の中で何でも客の言うとおりにしていれば早い契約が・・」という傾向になっていますよ。

住いの間取りや構造は多角的な面から検討し、多くの考えや意見を取り入れ、練り上げてこそ住む人にとってよい家になってくるのです。


長い間、設計家業をしていても、お客様の要望を取り入れ、問題となる点を検討すると「あちらを立てればこちらが立たず」の連続なのです。

先日、大手ハウスメーカーで家を建てた人から「要望を総て通したので満足していたが、いざ住んでみたら使いづらくて半年もしたらいやになった・・・」という話を聞きました。

「あなたの要望に対し、なにか提案や設計士の改善案みたいなのは出なかったのですか?」と聞くと
「何もありません、対応は営業マンだけであっという間に完成です。
今となっては家づくりのプロなのだから、もう少し素人の間取りを検討してほしかった
リビングは暗いしキッチンは風通しが・・」という話でした。

このように、施主が言うとおりに作っていれば、文句も出ないし契約も早くトラブルが少ないという考えか、設計士などが表に出てきて検討や提案することが少なくなっているようです。

「営業マンは言ったことを何でも言うことを聞いてくれるし・・」これで本当によいのでしょうか?

辛口の意見もあって、それをクリアーしていくことで使いやすい住いになっていくのです。

あなたの自己満足が、一生住みづらい家で暮すことになるかも知れませんよ。

  





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住まい||住宅|不動産|予算

太陽光発電の様々なトラブル
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太陽光発電はこのところ急激に普及して、定着してきましたね。

さらに、エネルギー危機問題もあって各地方自治体の補助制度も増え、電気の買い上げ制度も後押ししているようです。

しかし、相変わらず訪問販売におけるトラブルや施工や維持管理に関するトラブルが絶えず、増加傾向にあるのも事実です。

<販売トラブル>

訪問販売でのトラブルは、以前から話題になっていましたが、太陽光発電を食い物にしようとしている業者が増えているのです。

太陽光発電は、悪徳業者からするとまさに「金の成る木」で、補助金をエサに実際に掛かる費用よりも多く詐取するのです。

このようなトラブルに対処するには、数社から見積もりを取って比較することです。
販売会社が地元であっても、各地を食い物にして転々としている会社もありますから、実態が地元に定着している会社かよく確認しましょう、

<施工トラブル>

ソーラーパネルを取り付けた直後から雨漏れというクレームが多いのです。
特に瓦屋根が多く、新築よりもソーラー取り付けを想定していなかった既存住宅が多いのです。

これは簡単にいえば、施工会社の建築施工に関する知識不足から発生しています。
屋根構造や瓦自体に無理があっても、ソーラーパネル取り付を優先しているが故のトラブルです。

これは、取り付け業者の施工能力もありますが、見積もり段階での業者の調査不足からくる見通しの甘さが大きな原因ですから、このようなことを防ぐには、事前調査をしっかり行う所に依頼しましょう。

<維持管理トラブル>

さて、太陽光発電が設置されましたが、使用していると不具合がでて「エラー表示」、メーカーに連絡をして一度は直ったがまたしても・・・販売店に聞いても明確な返答がない・・・と言ういう例が増えています。

販売店が忙しく適切な対応をしていないか、システム自体への知識不足が考えられます。
このような場合は、ソーラーパネルメーカーの相談センターに直接連絡するしてください。
現在、ソーラーパネルメーカーは新規参入業者が増え、生き残りに必死ですから対応が違ってきます。

このように、太陽光発電は素晴らしい特徴を持って急激に普及しましたが、それを取り巻く環境はまだまだ未完成といえるでしょう。
導入には事前にどのようなトラブルがあるかよく知っておきましょう。

  





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住まい||住宅|不動産|予算

設計図の見方
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家づくりに取り組むと、間取り図から設計図まで多くの図面を見るようになります。

確認申請に提出する図面ですと簡単なことは理解できても、専門的なことはよく分かりませんよね。
それでは、確認申請前や契約前に素人が見て、何を把握して検討すべきかまとめてみましょう。

<建物配置計画図>

よく、間取り図はまとまると平面図として詳細まで検討しますが、配置図は建物外周ラインのみで、境界からの離れ程度ではないでしょうか?
平面は一生懸命検討するが、配置図はアバウトという人が大変多いのですよ。

申請用の配置図を書くまえに敷地図に平面図を配置してもらいましょう。
それによって、出入り口や窓の位置、電柱、カーポート、屋外階段、隣家の窓の位置、日陰ライン・・・などを検討しましょう。

確認申請が通った後に配置の変更は軽微な設計変更扱いにはならず、確認再提出となりますので注意してください。

<平面図>

平面図は生活動線がすっきりとまとまっているか、動線の集中する通路やホールが狭くないかなどをチェックしましょう。

通風と採光もチェックが必要で、風の流れに無理がないか、日中でも暗い部分が出来るようなら、天窓などの検討も必要です。
また、各部屋の大きさや収納量を最終チェックしましょう。

平面図での構造計画も重要なポイントです。
1階が大空間となっていて、その上に2階の壁が小刻みに仕切らている場合は、地震に対し構造的強度が劣りますから、1階の耐力壁量が十分か設計士に確認しましょう。
間取りを重視して構造に無理があり場合は、再検討が必要でしょう。

建物維持管理の面で、天井や床下点検口がどこにあるか確認しましょう。

<立面図>

立面図は建物全体のイメージ把握に重要で、窓の位置、外壁・屋根の仕上げなどをチェックしてください。

しかし立面図は全ての面が正面から見た高さで表示されますから、現実に地面に立って見上げることを考えると、その通りには見えませんし、隣家との空間が狭ければ建てると見えなくなってしまう面もあります。

よく、屋根の色に凝って仕上げたが、家の前に立って建物を下から見上げたら屋根が見えないという例はよくあります。(急勾配屋根ほど屋根面が見えます)
正面となる玄関までのアプローチ面を重視して検討しましょう。

<その他の図面>

・矩形図(かなばかり図

矩形図は床高、居室の天井高さ、1、2階の階高などを確認します。

・展開図

展開図は全ての部屋でなくても、リビングやキッチン回りは家具や家電の納まり検討の上で欲しい図面です。床から窓までの高さ、各室建具の幅や高さを確認しましょう。

・設備系統図

電気設備図は、スイッチの位置やコンセントの位置や数量を確認しましょう。
スイッチがドアの陰にならないか、コンセントが家具で隠れてしまわないかなど細かくチェックしましょう。電気の申請容量、分電盤や電気メーターの位置も確認して下さい。

給排水設備図は、排水系統(雨水排水も含む)がどのようになっているか確認しましょう。
給水メーター、給湯機、屋外散水栓、足洗い場などの位置も確認してください。

・仕様書

仕様書は屋内外の構造材から仕上げ材、断熱材などや設備機器の仕様全て網羅されているか確認して下さい。もしトラブルが発生した場合、仕様書に記入されているかどうかが重要になります。

・構造図

構造図は専門的な分野になり、特にお客様がチェックする必要はなく、確認申請時点で建築指導課がチェックします。


以上が設計図の見方ですが、住宅会社各社で図面の枚数や対応内容は違ってきます。

特に<その他の図面>項目は、確認申請や仮契約時点では提出されず、後での打合せで提出されるのが多くなります。

しかし、あとで設計の打合せで変更が出た場合、軽微な設計変更扱いにはならず、取り下げ再提出のような場合もありますから、気になる事項は必ず図面を求め確認するようにしましょう。

設計事務所などの設計業に携わる場合は、上記設計図が全てまとまって詳細見積書が出来て、確認申請・契約に至ります。

しかし、大手ハウスメーカーなどは、展示場での見た目説明と簡単な図面、概算見積りで契約を急ぎます。

私がいつもブログで「契約を急がれても納得がいくまでは契約するな!」と書いているのは、このような確認がないとトラブルが多く発生するからです。

  





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パートナーの特徴
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ハウスメーカー(HM)、工務店、設計事務所それぞれどのように違うのか、簡単にわかりやすく教 えて欲しいという話がありました。

確かに家づくりのパートナー選びは、安心感が感じられる大手HMか、それとも価値観の合う工務 店や設計事務所か、一生暮らす家ですから大きな問題ですよね。

それぞれの家づくりの特徴を簡単にまとめて見ましょう。

<ハウスメーカー(HM)の選択>

・企業規模に応じて安心感が得られ、モデルハウスが主力の営業展開。

・対応が最初から最後まで営業マンが対応し、デザインは画一的。

・価格帯は、研究開発費、広告費などが含まれ工務店に比べると割高。

・ホームビルダーと呼ばれる画一的住宅をたくさん作る会社は、ローコスト系になる。

・基本仕様とオプションが明確にわかれており、オプションが多いと高くなる。

・パネル、2X4、鉄骨、木造とそれぞれ基本構造が決まっており、
 基本の構造以外での注文は出来ない。

<工務店の選択>

・工務店はどちらかというと、在来木造住宅が主力となる傾向で。

・木造住宅といっても木の知識は会社によりけりで、本格的なものにこだわる会社から、
 どこの木を使っても同じという会社まで千差万別です。

・デザインはどちらかというと和風を尊ぶ傾向にあるが、HMを意識してか
 洋風デザインも多く好みに応じた様々なスタイルに対応します。

・在来木造以外にも2X4からパネル、鉄骨・・となんでもこなす会社もあります。

・価格帯はHMに比べて安く、打合せの中でプランや見積もりに融通性があるが、
 極端に安い場合は資金繰り困っている場合もあるので注意が必用。

<設計事務所(建築家)の選択>

・建築家なのだから何でも設計できると思ったら大間違いで、
 木造、鉄骨、RC造など得意分野があります。
 木造の設計経験のない建築家に木造住宅を依頼しても、木材の知識は大工よりも
 はるかに劣るので注意しましょう。

・デザインはわりと自由で重要視するが、デザインセンスは人によって違いがあり、
 アタリ、ハズレが他と比べて大きい。

・価格帯はローコストを得意とする人から、目が飛び出るような価格まで幅が広くなり、
 デザインを重視するとコスト高となる。

・建築家によっては家を「作品」と呼び自分の主張を通すので、
 施主の注文が受け付けられない場合もある。

以上が主な家づくりパートナーの内容ですが、それぞれ一長一短があります。
どこに依頼するかが決まったら下のページを参考にして下さい。

  ハウスメーカーで家を建てる

  工務店で家を建てる

  設計事務所で家を建てる

  





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業者を選ぶなら現場を見ろ
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最近ブログの質問で「良い建築業者を選ぶにはどのようにしたら・・・」というのが多くなっています。

私は、「まず建築業者の現場を見せてもらうように・・」と答えています。

でも、住宅の建築現場は、職人さんたちが出入りしていて、近寄りがたい雰囲気がありますよね。

でも、本当に良い業者、信頼できる業者を選ぶなら建築現場を見せてもらうのが一番良いのです。

「建築現場を見るなら専門的な知識が・・・」と考えるかも知れませんが、そこまでは必用ありませんよ。

それでは何を見るかというと、現場が整理整頓されているかです。

室内が足の踏み場ないほど材料が散乱していたり、屋外の資材が雨ざらしになっていないか、ごみ箱は山積みであふれ出していないか、工事車両の駐車で近隣に迷惑をかけていないかです。

「現場見学会」なども催されていますが、それを見てもあまり意味はありません。 なぜなら、業者側が意図した見学会であって、綺麗に清掃され普段と違う現場になっているからです。

ただし、何の面識もなく現場にいっても作業者に迷惑をかけることもありますから、事前に会社や監督に了解を得るようにしましょう。

中には個人情報保護の観点から現場は見せないで欲しいという施主も増えていますから注意しましょう。

そのような理由もなく「現場見学会はお断り」という業者は、普段の現場管理に自信がないからです。

綺麗にクリーニングされた「完成見学会」をみても表面のグレードだけしか見えず、本当に良い仕事をしているかはわかりませんよね。

住宅という商品は、現場作業で組みたてられ完成するのです。

現場が整理整頓されていなければ、口でなんぼ立派なことをいっても良い家は出来ません。

  





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【フラット35】Sエコ
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【フラット35】Sは金利を一定期間引き下げ、返済額の負担を軽くすることにより、省エネルギー性に優れた優良住宅の取得を支援する住宅ローンです。

皆さんはご存じでしょうが「まだよくわからない?」という人はこちらを参考にしてください

  【フラット35】S

さらに「東日本大震災からの復興と住宅の省エネルギー対策の推進」を目的とした【フラット35】Sエコがあり、期間限定となっています。

特に省エネルギー性に優れた住宅を取得する場合、【フラット35】Sによる金利引き下げのうち、当初5年間の金利引き下げ幅を拡大しています。

引き下げ幅は、住宅の取得場所が 東日本大震災の被災地か被災地以外かで違ってきます。

金利タイプにはAとBのプランがあり下記のようになっています。


<Aプラン>

・東日本大震災の被災地
 当初5年間を年▲1.0% 6年目以降20年目まで年▲0.3%


・東日本大震災の被災地以外
 当初5年間を年▲0.7% 6年目以降20年目まで年▲0.3%

<Bプラン>

・東日本大震災の被災地
 当初5年間を年▲1.0% 6年目以降10年目まで年▲0.3%

・東日本大震災の被災地以外
 当初5年間を年▲0.7% 6年目以降10年目まで年▲0.3%

【フラット35】Sエコは、2012年10月31日申込み分まで適用される時限措置です。
予算枠があり、予算枠に達する見込みになれば受付終了となるので注意してください。

受付終了日は約3週間前までには【フラット35】サイトに掲載されます。

省エネ住宅の住宅ローン検討中の人は、下記に詳しい資料がありますので【フラット35】Sエコ是非チェックしてください。

  【フラット35】Sエコ

  





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土地、家どちらに住む?
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家を建てるのを前提に、土地をさがしますよね。

土地は通勤・通学、買い物など生活利便性を優先するか、すこし不便でも環境の良さを優先するかによって家づくりの様相がだいぶ違ってきます。

例えば、生活に便利な町中の土地購入を考え、予算はおおむね土地1800万円、建物2000万円で計画したとします。

不動産屋を訪ねると、やはり生活に便りな土地は高く、すすめられた土地は予算が150万円オーバーしました。
さらに、家を建てる諸経費が不動産屋の話では200万円程度というので、家の建築費+外構費は1650万円です。

「しょうがない、便利な場所だし建物を少し切り詰めるか」と考えました。
この時点で優先順位が、家よりも土地になってしまっています。

それでも納得してその土地で、家の計画がスタートしたのですが、実際の諸経費は約250万円、さらに地盤改良が必用な土地で、費用が150万円発生しました。
結果的にそれらを差し引くと建築費+外構費は1450万円しかありません。

2000万円あれば立派な家が建つと聞いて計画した、規模や設備がどんどん制約されていきます。

この例は実際にあった話で、お施主様は「便利な場所なので飛び付いてしまったがもっと慎重に探せばよかった」と後悔しきりでした。

こうなると家に住むというより「土地に住む」といえますよね。

マイホームを計画すると、あれやこれやと雑誌などを見て間取りや設備を夢見て考えます。
しかし、いざ土地探しとなると「生活に便利な所」が優先されてしまうようです。

マイホーム計画は便利さ優先の「土地ありき」から脱却し、「暮しやすさを優先した家」を重点に考えてはいかがでしょうか?

便利な駅前や、商店街からちょっと離れたところに視点を換えて見れば、あなたの理想とする家が建つかも知れないのです。

さて、あなたは土地にすみますか、それとも家に住みますか?

  





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木を知ろう(3)
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木の家といっても、ログハウスのように空間すべてを、木で仕上げるのはコスト的にも大変です。

今人気があるのは「フローリングに自然の木を使いたい、一部の梁や柱を化粧として見せたい」という傾向が多くなっていますね。

フローリングの場合、無垢(ムク)材といっても2種類の商品があります。
自然素材そのものと、無垢材の表面にウレタンなどのトップコートを施した商品です。

表面の強度的にはトップコートされた商品が優れているのですが、調湿・保温効果が期待できず見た目は無垢材でも、機能は合板と同じになってしまいます。

足の裏は健康を維持するたくさんのツボがあり「第二の心臓」と呼ばれています。
そのためには素足で歩ける、自然素材そのもの床材がオススメです。

それでは、フローリングにはどのような木を選べばよいかは、生活スタイルが反映しますよ。
「椅子に座る生活」「床に座る生活」かによって、木の種類の選択が変わってきます。

「食事は椅子に座って、テレビは床に座って」という人も多いですよね。
椅子用の床に長く座っていると、腰やお尻が痛くなってきますから、どちらを主とするか考えましょう。

<椅子に座る生活に適したフローリング>

・ナラ  :安価で色合いも中間色で万人向き

・メープル:明るい白木調でまとめるには適している。
       安価で入手も容易。

・カバ  :赤身と白太の色差が大きく混ざり具合で印象が変わる。
      白太で統一すれば、柔らかなイメージ。

・チーク :船舶の甲板にも使われ耐摩耗性に優れている。
      色合いが濃く、高級品で入手が困難。

<床に座る生活に適したフローリング>

・スギ :針葉樹で最も柔らかく触れると温もりが得られるが傷が付きやすい。
     節のあるものは、安価で入手しやすい。

・ヒノキ:最初は白いが、年数とともにアメ色に変化する。
     木目が美しく、節のないものは高価。
     節のあるものは、比較的安価で入手しやすい。

・アカマツ:強度があり樹脂分が多く耐摩耗性に優れている。
      節のあるものは、比較的安価で入手しやすい。
      年数とともに濃い色になるので色調に注意。

・カラマツ:節が多いが他の材と比べると節の色が薄いので目立たない。
      ヤニが多いので、ヤニ抜きをした乾燥材を使うこと。

また、フローリングは張り方によっても、風合いが違ってきます。
長尺張り、乱尺張り、千鳥張り、寄木張り、斜め張り・・などがあります。

フローリングの厚さも足裏の感触に大きく影響します。
板厚には一般的に9mm~18mmまであります。
何mmの厚さが良いかは下地の状態も含め一概に言えませんが足裏の感触が良いのは15mm以上といえます。

最後に維持管理としての手入れは、毎日雑巾などでカラ拭きするのが一番良いのですが、汚れ防止として自然素材のワックス(蜜蝋など)などを塗るのをオススメします。

  





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木を知ろう(2)
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木は地球上の至るところに茂っておりますが、我が国のように古来から家を木で建てている国は少ないのです。
木で家を造るには木の特徴を知り、独特の技法を先人たちは生み出してきました。

しかし、ここ数十年は建築技術の進歩から、工業化された無機質な建築材料がほとんどとなってきましたよね。
でもその反動でしょうか、また木の家の素晴らしさが見直されてきていますよ。

それでは、木の家の良さって何だと思いますか?

深閑とした森の静寂の中を歩くと、心が穏やかになりますよね。
私たちは自然と共に生きてきた時代から、木に安らぎを求めてきたのではないでしょうか?

木の家には、鉄やコンクリート、工業化製品などと違い自然に包まれる心地よさがあります。

「木を多用した木造住宅」ただそれだけのシンプルな家なのに、自然と共存できる他を超越した「贅沢な家」といえるでしょう。

木には2つの種類があり、その特徴により使い分けされます。

<針葉樹と広葉樹>

針葉樹は、成長が早く真っすぐに伸びますから主に長い寸法が必用な構造材に用いられます。
特徴としては広葉樹に比べ、軽く柔らかいので加工がしやすい。

広葉樹は、成長が遅く曲がって伸びていくので長い材料には加工できません。
特徴としては、重く硬いので家具や楽器などに利用されます。

<木のオススメポイント>

木は他の建築材料(鉄、コンクリートなど)と違い群をぬいて柔らかな素材です。
フローリングに使用すると、他の床に比べ疲れが少ないデータ―出ています。

疲れない住い

また、子供たちを走りまわらせても、高齢者が転んでもケガの心配が少なくなります。

木は湿度が多い時は湿気を吸い、乾燥しいる時はその湿気を吐き出す、調湿機能があります。 これによって、高温多湿な夏も木陰にいるような爽やかさが得られます。

木には熱を蓄える蓄熱機能もあります。< 寒い冬に暖房設備があれば、フローリングは熱を蓄え素足でも歩けます。 ログハウスが壁に断熱材が入いってなくても室内が暖かいのは、木が熱を蓄えているからです。

これらの機能を生かす家こそ、断熱・気密といった自然を制御する数値を求める家でなく、自然と共存する家と言えるでしょう。

ここまで「木を知ろう」(1)(2)は、木の短所と長所を主にまとめてみました。

次回は実際に使うフローリングなどの材種についてまとめてみます。

  





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木を知ろう(1)
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最近は天然木に注目が集まって、無垢フローリングなどが好まれているようです。
マンションなどでも、天然木インテリアの商品が人気を集めているそうです。

それでは、皆さんは木をどれほど知っているでしょうか?

木は知れば知るほど「いいことばかりじゃない!」とわかってきますよ。

<木は動く>

山で育った木は水分を十分に含んでいて、切り倒された直後から乾燥が始まります。
製材された木は水分を30%~20%(含水率)以内程度で商品化されます。

商品化後も木は乾燥すれば縮んでいき、水分を含めば膨らんでいきます。
天然木のフローリングに隙間ができたり、反り返ったりするのはそれが原因だからです。

<反る・割れる>

木の切株を見ると中心部が赤みをおび、周辺部が白くなっていますよね。
赤い部分は「赤身」と呼ばれ、白い部分は「白太(しらた)」と呼ばれます。

白太は細胞分裂が活発で、水分が多く含まれ、逆に赤身には水分が少なく、栄養分のない年老いた部分なのです。

当然、白太は収縮も大きく、赤身は小さくなります。
この収縮の差から板が反る要因が発生し、反りに耐えられないと割れが発生します。

<表と裏がある>

木には「木表」と「木裏」があるのをご存知でしょうか?
木の樹皮に近い方が「木表」で、樹芯に近い方が「木裏」です。

「木表」と「木裏」と呼ぶからには、それぞれ使い別けがありますよ。

木表は白太側で肌触りがよく、耐久性も木裏より優れています。
基本的に人が触れる面には、木表を使用します。

木裏ですと、カンナを掛けても逆目が起ってザラザラしてしまいます。
日用大工でこのような経験をした人はご存知でしょう。

しかし、最近は「木表」と「木裏」の使分けを知らない大工さんも多くなっていますよ。
徒弟制度が崩れ、和室は減少、木材はカンナかげの必用ないプレカット材の使用では、知識が伝承されなくなっています。

<木は腐る>

木が腐るのは、木材腐朽菌という菌類が木の成分を分解することで腐ります。
この木材腐朽菌はカビと同じく、高温多湿な環境を好むのです。

だから、結露や雨漏れは厳禁で、いかに通気計画が大切か理解しましょう。


次回は、木材が持つ環境への優しさと優れた利点をまとめてみます。

  





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間取りに王道なし
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家づくりで最初に取り組むのが間取りですよね。

間取りに取り組む上で、2つの考え方が想定されます。

それは「終の棲家」をつくるのか、転勤などで「転売を想定した家」をつくるのかです。

「転売を想定した家」なら、チラシなどに出ている売れ筋プランで十分ですので、ここでは「終の棲家」を考えた間取りの話をします。

よく「間取りを作るのに簡単な方法はないですか?」と聞かれます。
しかし、間取りはそれぞれの家族の生活習慣や好みを反映しますから、これといった決まりはないのです。

また、予算、仕様、構造、規模、階数なども間取りに大きく影響します。

「チラシなどに出ている間取りに手を加えれば、間取りなんて簡単」という人もいますが、一生暮らす家なのにそれではちょっと寂しい話です。


よほどおかしなものを作らない限り「住めば都」で暮せますが、好き放題にやってよいというわけではありませんよ。

設計士に頼めば良い間取りが出てくるのではと、条件を出して間取りを3~5プラン程度作って欲しいという話がよくあります。

しかし、それでは出てきたものを単に選択するだけで、住む人が生活に対しての葛藤を検討した痕跡が間取りに反映されず、雑誌やチラシの間取りでえらんだのと変わらないでしょう。

間取に王道はありませんが、間取りをつくる上での参考的なアドバイスはできます。

間取りといっても土地あっての家ですから、敷地に制約されます。

敷地の道路と周囲の環境をよく検討して、出入り口、水周り、リビング、階段、個室、収納、窓の位置・・などを大きくブロック分けして考えましょう。

そこから、各ブロックを連携する生活動線を検討します。

ここで、予算、面積、構造などの制約で「あちらを立てればこちらが立たず」の葛藤がうまれてきます。

しかし、あなたの生活や趣味などのこだわりが生活空間に反映されれば、ここでの悩みや喜びが家づくりで最も楽しい時間となります。

もうひとつ重要なことは、間取りを考える時、どうしても現在の生活が中心となりますが、生活や家族構成の変化も念頭に考えることです。

「現在はこの間取りだが30年後はこのように・・・」と、変化できる間取りも重要でしょう。

あなたの家族の生活空間への考え方がまとまっていれば、間取りが完成していないラフスケッチ程度でも良いのです。
あとは、法的制限や構造的な検討なども含め、専門家に検討してもらうことも重要です。

間取りは、あなたの家族の現在の生活縮図であり、将来の家族の設計図です。

間取りに近道も王道もありませんよ。

  





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