HOME > 住まいの情報 > 建築資材値上げラッシュ
家を建てることは、人生最大のビックイベントといえます。その中でも、住宅予算に関する関心は最も高いでしょう。
しかし、意外と住宅資材の個々の単価の動向には関心を示す人は少ないように思えます。
これは、情報が目に見えて把握できないからだと思われます。
2007年6月20日に施行された改正建築基準法の影響で、国内住宅着工数は激減し、資材の需要が低下している状況では、本来であれば価格が上がることはないはずですが、2008年2月6日の経済調査会の発表では、鋼材原料の鉄くずが今年1月中旬から高騰し、原燃料価格も急上昇する見込みのため、鋼材製品の価格はさらに大幅値上げの傾向にあるといいます。
新年度を迎え、セメント業界が4月以降の出荷価格引き上げようとする動きがあります。
また、旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子の大手3社が今年に入って1年半ぶりに10〜25%の値上げを表明しました。
また、住宅分野だけでもトステムはシステムバスルームを4〜7%値上げ、INAXはシステムキッチンを2〜6%値上げ、タイルを5〜12%値上げ、旭ファイバーグラスはすべてのグラスウール製品を20%以上値上げ、塩ビ資材5社値上げ、ステンレス鋼板最高値といった情報が業界誌をにぎわせています。
メーカーが掲げる値上げの主な理由は原油・原料の高騰のほかに、需要減少による売り上げ低下という想定外の事態が、価格への転嫁に頼らざるを得ない状況に追い込まれています。
今後も追随するメーカーが続出することが予想されます。
原油高騰の影響は資材運搬費などの値上げも含め、住宅コストに多大な影響が考えられます。
住宅着工件数は前年比−44%まで落ち込んだ時期に比べ、3月は前年比−5%台まで持ち直して来ましたが、ここにきての値上げ攻勢の影響が心配されます。
景気の動向をにらみ銀行金利の上昇や消費税アップがささやかれている昨今ですが、本格的な景気回復傾向は今だ見えず、夢のマイホーム計画が脅かされてつつあります。
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