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工法の違いの理解度
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ネットを見ていたら「2x4住宅は在来工法住宅より安いと思っていたら、営業マンに2x4の方が木材を多く使うので高くなっていると言われた、本当でしょうか」という質問が出ていました。

実際に2X4と在来工法の業者から見積もりを取ったら、同じような仕様で2x4の業者の方が50万円高かったそうです。

しかし「2x4の方が木材を多く使うので高くなっている」というのは、営業マンの営業トークでしかありません。

なぜなら、木材使用料は2x4の方が多少は多いですが、柱材、梁材などの断面大きい部材を使う在来の木材コストに比べ、2x4(インチ)サイズを集めて組み立てる木材コストでは在来木材の方が高くなるのです。

2x4工法は2x4材と合板を接合したパネルにして同じくらいのコストです。

また、現場に搬入される過程で在来ならプレカット工場、2x4ならパネル工場の加工コストにも違いがあります。

要は、50万円程度の違いは、単に木材の違いではなくその建物の総合的な原価の違い、若しくは原価に対する粗利益の違いなのです。

粗利益とは管理・営業・事務などの経費と企業利益を含めた金額です。
この粗利幅は企業の規模、人員数などによって違いが出ますから、宣伝の派手な大手ほど大きくなります。

しかい、一介の営業マンにはそこまで詳しい内容は知らされていず、顧客提出用の簡易見積書が渡されるだけですから、「在来よりも高い!」と責められれば、見た目に木材が多く見えるので「2x4の方が木材を多く使うので高い」という答えになったのです。

さて、ここまではコストじ関して述べましたが、2x4と在来の住宅を価格競争だけで判断してよいのでしょうか?

2x4と在来の住宅の工法による本質的な違いを理解していない人も多いのではないでしょうか?

2x4はアメリカ産まれ(特に中央アメリカ以北からカナダ)で壁で荷重を受ける壁式構造ですから、窓や出入口などの開口部が少なく閉鎖的な家になります。

それにより、在来工法より気密性、耐震性の優れた工法なのですが、増築などの応用性に劣ります。

それに対し、昔から日本の住宅は夏をいかに涼しくすごすかが主題で、開放的で風通しを中心に作られてきました。

在来工法は日本古来から伝わる伝統工法を応用したもので、柱・梁などで構成する軸組工法で、気密性、耐震性は2x4に比べ劣りますが増築などの自由度が高い工法です。

このように、それぞれに一長一短はありますが、その国の気候風土から生まれた工法といえるでしょう。

しかし、ここ最近は気密性、耐震性が重要視され在来工法でも2x4に近い構造の家が多くなり完成後では見分けがつかなくなりました。

でも、家を求めるのに工法の違いを理解しておくことは、将来のリホームなどへの対応に対し重要な事ではないでしょうか?

冒頭に記した見積の比較は、同じ工法で比較してこそ意味あるものでしょう。

  





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