HOME > リンク集 > 住まいとシロアリ

シロアリはみなさんがご存じのように、木造住宅には天敵といえる生物です。
木造家屋などに棲みつき木材を食い荒らすだけでなく、断熱材や金属ケーブル、など目の前あるものは、なんでもたべてしまいます。
コンクリートの基礎でもやわらければ食べてしまいますし、打ち継ぎ処理が悪いと打ち継ぎ部から侵入します。
■ 種類と生態
日本にいるシロアリのほとんどは、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種です。
ヤマトシロアリは、本州全域(イエシロアリのテリトリーにはいない)と四国、九州の山間部、北海道南西部に生息しています。
一方イエシロアリは関東南部から、太平洋・瀬戸内海沿岸部、四国・九州の沿岸部に生息しています。
ヤマトシロアリは枯れ木の中に巣穴を作り巣穴は網目状になっており、その周辺を食べながら巣を広げていきます。
場合によっては表面に木くずを積み重ねたトンネルを造ってその中を移動しますが、広い面積を食べることは少ないです。
イエシロアリは地下に穴を掘り、木くずや土でかためられた大きな巣を作り、この中に女王アリがいます。
この巣を中心にしてトンネルを掘り、あちこちを食うので木造家屋などでは大きな被害が出ます。
根絶は難しいが、巣を発見・摘出することによって被害の進行をあるていど止めることが出来ます。
■ シロアリ?クロアリ?
これからの季節羽アリがよく飛びますね。
アリが飛び立つ時期は、シロアリが4月〜7月、クロアリが4月〜10月です。
シロアリとクロアリの羽アリの見分け方は、4枚の羽根の前2枚が大きいのがクロアリでシロアリは4枚とも同じ大きさです。
また、胴体がくびれているのがクロアリ、胴体がズンドウでまっすぐなのがシロアリです。
シロアリとクロアリの幼虫は同じ体型で見分けがつきません。
床下や建物周囲などでシロアリの羽アリを見かけたらすぐに専門業者に連絡しましょう。
■ シロアリ対策
1、基礎はなるべく打ち継ぎ箇所がないのが理想ですが、打ち継ぎが出来る場合は、
継ぎ目に隙間が出来ないようにしましょう。
2、土台や柱などは、地盤面から1mくらいの高さまで薬剤による防蟻処理を行ない、
床下だけでなく家全体の風通しを良くしましょう。
これは白アリの発生だけでなく、木を腐らせる「腐朽菌」の発生を防ぐことになります。
一般的に湿気が原因で木材が不朽する例が多く、シロアリ被害と思われがちです。
基礎の通風口部には通風の妨げになるような物を置かないで下さい。
3、シロアリは光と風に弱いので、建物周囲に木材などを積置きなどしておく場合は、
風通しが悪く日当たりのない場所には置かないようにしましょう。
4,家の引き渡し時に床下に、木くずなどが散乱していないか確認してください。
住んで空も基礎部分や床下の木部に、土で造られたトンネル状の通路がないかを点検して下さい。
これは蟻道といってコンクリートの表面にも作りますので床下点検口は必ず作るようにしましょう。
一般的にメーカーや工務店から渡されるシロアリ処理の保証書は5年ですが、シロアリの場合は、処理をしない建物でも5年以上経過してから被害が出やすいのです。
処理をした住まいでも保証が切れた時点で再施工が必要です。
シロアリは古くなった木材を好みますので住んでからの管理点検が大切です。
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