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住まい||住宅|不動産|予算

バリアフリーを考える
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バリアフリーとは、バリア(障壁)を除き生活しやすくすることを意味し,住いの中の段差などだけでなく、高齢者、障害者などの社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的なバリアまで広範囲な定義です。

若い世代の家の設計でも、バリアフリーの話題は良く出るこことがあります。

しかし、人は歳をとってみないと、説明しても実感としてとらえられないのが現実のようです。

最近も、「将来親と同居するのでバリアフリーを考えた家を・・」という話がありました。

設計図に「玄関の上がり口には手摺を・・」や「視力が低下せるのでここには照明を」「廊下には補助手摺を」「階段は滑りにくい材料で」といった内容を説明してもピンとこないようです。

「そこまでやらなくても・・高くなるでしょう。親が車椅子になった時はその時考えますし、廊下を広くして床に段差がなければいいですよ」
といって、設備機器(ユニットバスやシステムキッチンセット、トイレなど)は予算に余裕があるようで、かなり高グレードのものを選んでいます。

若いうちは自分が将来歳をとった時、どのような生活にるかなど考えもしないのが普通でしょうが、誰にでも老いはやってきます。畳の目につまずいて転んでケガをするような生活がやってくるのです。

最近は、土地の形状や日当たりによっては、2階リビングにする方が増えていますが、老後を考えると大変不便な家となってしまいます。ホームエレベータを設置するなら不便はないかもしれませんが、日常に階段の上り下りすら苦痛になってくるのが老いなのです。

数年前、30年ほど前に2階リビング型で建てた家を、歳を取ったので1階リビングの住まいに改築したいという話がありました。

水廻りも全て変更で設計して概算見積を出したら、新築と同じ程度の予算となってしまいました。

結局、その方は今までの住まいを売却し、家財道具も大幅に処分して安い平屋の分譲住宅を購入することになりました。

かくゆう私も、若い時に設計した自宅は中二階に風呂がありましたが、母が車椅子生活となってしまい浴室を1階に移す大工事となって、大きな出費をした苦い経験があります。

長期優良住宅では認定基準の中に、将来のバリアフリーに対応できることとして、下記の高齢者配慮対策等級3(手すり、段差等を除く)が求められています。

・移動等に伴う転倒、転落等に配慮した措置が講じられている。
・介助が必要になった場合を想定し、介助式車いす使用者が基本生活行為を行うことを
 用意にするための基本的措置が講じられている。

若いうちは考えにくい老後、しかし誰にも平等に訪れるのです。

「ころばぬ先の杖」として長期優良住宅でなくても、上記のバリアフリーの検討をしておくことを、私の経験からもおすすめします。

個人の住まいだけでなく、バリアフリー社会の意識が広がり、人にやさしい町づくりを願いたいものです。

  





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