HOME > リホーム > 省エネ・リホームを考える

知人が以前、リホームした家を見学しましたら、以前の和風住宅の原型はなく、洋風のハウスメーカーカタログにあるような家に変化していました。
地元では著名だった建築士(故人)の作品でしたので保存リホーム出来なかったのが残念です。
現在リホーム工事には、省エネリホームや耐震リホームをすれば、補助金も出ますし建物にリホームを施せば住まいの持続性アップにもつながります。
リホーム工事は今後、環境に配慮した省エネ型リホームが主流になるでしょう。
環境に配慮した省エネ型リホームとはどのようなものかというと、その土地の気候風土に合わせてリホームするのが一番ではないかと考えます。
日本は気候に地域格差がありますが、住まいづくりの先人たちは気候風土に合わせエネルギーを使わない住まいづくりの工夫をしてきました。
環境を考えた、リホームをする場合、先人たちが築いた古い家
や伝統文化を見直す必要があるでしょう。
環境を考えた場合、地元産の木材を使用すると補助金などの助成制度を設けている自治体もありますよ。
木材は育った気候風土と同じ地域で使用すると、ソリやクルイが生じにくくなります。
以前、山林を持っている方から、「山の木を切って、離れ(隠居)をつくってほしい」という依頼があり、山に切り出す木材を一緒に見に行きました。
木は切ってすぐ建てるということなので、「木材にクルイが生じるだろう、何か方法はないか」と考えたところ、以前建築書物で読んだ、「昔の寺社建築の柱は、山に植わっている方位と同じ向きに建てた」というのを思い出し、年輪を見て加工した柱
も山に育っていたとおりに建てました。
工期が無く、秋の長雨の中、施主の庭先でテントを張って加工し2ヶ月半の工期で仕上げましたが、完成した建物の柱や梁は、いまだにほとんどクルイを生じません。 同じ時期に市場買いの木材で建てた住宅の方が、木材が割れたりくるったりしましたよ。
このように、先人たちから学ぶ知恵には、はかりしれないものがあります。
最近地方へ行ってよく見かけるのは、農家の裏山には立派な山林がり、代々続いた旧家のとなりに、分家した若夫婦のプレファブメーカーの家が建っているのを見るとがっかりしますね。
確かに、過去の在来工法は間取りや建物の気密性では劣りますが、現在の工法や省エネ仕様を取り入れていけば伝統工法でも立派な気密住宅はできます。
リフォーム工事においても、気候風土に合った環境にやさしいリフォームが、現在言われてるサスティナブル(持続可能)な家づくりにつながるのではないでしょうか。
リフォーム工事の「省エネ・リフォーム減税」や「耐震改修特別控除」の内容はブログで書いてますので参照して下さい。
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