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木材の話
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日本は国土の、7割が森林です。その半分が自然林、残り半分が人工林になります。
私達の祖先は、この森林を大切にし、利用してきた「木の民」と言えるでしょう。

森林浴によるフィトンチット効果は身体をリラックスさせ、実験の結果では、血圧を下げた、ストレスホルモンの減少、脈拍の乱れを減少するなどの働きがあります。


日本では、木造の建築物をとおして、生活に密着している言葉があります。

「適材適所」という言葉は、最近は人材の適切な配置などに使われることが多いですが、本来は木造建築物の木材の使い分けが語源です。

例えば土台は腐りにくく、耐久性のある栗や檜、柱は木目の美しい杉や檜、屋根荷重を支える梁には、強靱な松などが一般的でした。床材には、檜材など(檜舞台という言葉もありますね)内部家具でも桐のタンスなどは最適とされました。

このような国内の木材構成で住宅を建てようとすると、とても高価で一般的には和室の柱など一部で使う程度です。現在、一般的な住宅の木材使用率の90%以上は、輸入材にたよっているのが現状です。

よく、「外国材は不朽しやすくてだめ」と言うのを聞くことがありますが、これは調べるとどこにも根拠はなく、一説には関東大震災時に日本の首都圏復興で、全国的に木材不足になり、アメリカより大量の風倒木や間伐材を輸入したのが原因ということを聞いたことがあります。

外国の木材でも、気候条件の厳しい所(多雪、多雨、寒暖差など)で育った木材には、強靱ですばらしい木材が多く、日本でも木材の山地は気候風土の厳しい所が多いです。

木材はよく、ソリやクルイが指摘されますが、木材の含水率を15%以下に乾燥すると、極端にソリ、クルイが減少します。

最近の木造住宅では、このような乾燥木材を使用するのが、多くなっています。

■ 木の利点

・前述したフィトンチット効果が身体によい。

・温かく、さめにくい、熱を伝えにくい

 細胞の隙間に多くの空気を含んでいるので温度変化が少ない。
 暖かさを保つ力は、コンクリートの20倍、鉄の200倍

・調湿機能がある。

 日本の気候は夏には湿度が多く、冬は乾燥します。
 木材は、湿度の多い時には水分を吸収し、乾燥すると水分を掃き出し、常時6%前後に調整する。

・紫外線を吸収する。

 コンクリートは紫外線を反射しますが、木材は吸収します。

・軽くて強い

 コンクリートや鉄骨、石、などに比べれば、大変軽量な素材です。
 引張り強度は鉄の4倍、圧縮強度はコンクリートの6倍

・衝撃を吸収

 コンクリートや石材の床と比較して木のゆかは、膝、足首、腰へ負担が少なく
 歩きやすく、疲れない素材です。

  

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・地球にやさしいエコ素材

 木材の加工は、消費エネルギーが少なくて済みます。
 廃棄する時も木は有害性がなく、クリーンな物質で、最後は大地に帰る。

以上のような利点を持った木材ですが、反面、火に燃えやすいという欠点もあります。

しかし、木材の断面がある程度の太さがあれば、表面が炭化し内部まで燃えないことが実証され、最近はログハウスでも耐火認定されれば、準防火地域でも建築が許可されています。

また、最近はホウ酸複合化合物液体を注入した「燃えない木」の商品もあります。

最近の住宅の仕上げ素材は、合板やビールクロスなどの化学合成商品が主流ですが、完成した時が最高の状態で住生活環境と共に色あせ、くすんでいきます。

木は手入れしだい、使い込んだり、拭きこんだり、生活の歴史とともに見事な色艶が出てきます。

天然の木材で住空間を全て構成するのは、大変高価なものになってしまいますが、住空間の一部でも木材を使用し、先人たちの築いた「木の文化」をあなたの住まいにも生かしてみてはどうでしょうか。

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テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

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