家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >居間(リビング)考HOME > 住宅設計 >居間(リビング)考
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

居間(リビング)考
kis0107-049_s.jpg
私はプランニングするとき、与えらた敷地図と諸条件を基に居間空間を最初に想定します。

居間を中心に採光、通風、人の動線やキッチン、水回り動線、2階への動線、玄関、外部出入りの動線などを何通りも想定して、住まいという生活空間を形づくっていきます。

現在住宅は、何LDK、何LKなどと一般的に表現されていますが、この居間なる空間、過去の日本の住宅家屋には存在せず、日本式でいえば茶の間や農家の土間空間が、欧米住宅のスタイルを取り入れ普及変化した形態といえましょう。

少し前の時代でいえば一家団欒の場、サザエさん一家の磯野波平氏のように中心人物は一家の主人でしたね。

現在は、団欒といっても一家そろっての夕飯すら、休日にできれば良い方で、居間での団欒といってもテレビを見るだけと言う方が多くはないですか?

ソファーやーテーブルがセットされ、中心はテレビ、それも最近は壁掛け大型テレビ化し、完全に居間の主人に収まってます。

私の居間空間の発想の原点は母方の実家です。果樹農家の藁葺き屋根、入り口を入ると20帖以上もある土間、その片方に囲炉裏を切った畳の間、正面奥には竈(カマド)が二つある台所、この平面が一つの大空間で収まってます。

土間はお客様を迎えたり、ゴザを引いて子供の遊び場になったり、囲炉裏を囲んでの食事、雨の日には農作業の準備作業など、生活スタイルを規制しない何でもこなすファジーな空間。
子供心に大変楽しかった思い出があります。

このスタイルは南欧、イスラム圏などに見られるコートハウスの中庭にも通じますね。
雨が少ないので屋外に団欒の空間が広がっています。

我が家の居間は中央にテーブルが一つだけ、四方に子供の趣味の漫画本や、CDラジカセ、私の釣りの仕掛け道具や読みかけの本、ノートパソコンなどがテレビと共に散乱しています。
休みの日など一日じゅういると、それぞれ好きなテレビをみたり、本を読んだりしてながら自然と会話が生まれ、団欒らしき雰囲気があります。

さて、現実にこのような発想を基にプランニングを始めますが、面積や構造、予算などの拘束で、なかなか思うような空間にはなりませんね。
たまに、自信作を提出しても「これではテレビの置く位置がおかしくありませんか?」またもテレビか・・・・

現在、子供はそれぞれ個人の空間が与えられ、食事か居間でしか団欒が生まれません。

生活においてはテレビは必要不可欠なものになっていますが、家族の団欒をテーマにテレビを脇役とした、居間空間の計画はいかがなもんでしょうか。

  





関連記事

テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/166-a86d237e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。