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地震と木造住宅
b14shanescanlan024.jpg最近は地震が各地で頻繁に発生していますね。
以前の例では、阪神大震災によって木造住宅の構造的な問題が指摘されました。

被害の状況としては、柱が土台から抜けてしまたり、筋違いがはずれたり、梁の落下などですが、原因は、筋違いや合板で構成される耐力壁が、平面上バランスよく配置されていない建物や、適切な金物で補強されていないか、補強していない建物が大半でした。

特に神戸の商店街では、店舗に開放した一面は耐力壁がない、2階建て下駄履き木造住宅形式の建物のほとんどが倒壊しました。

また、倒壊した建物には土台部の換気が悪く、土台部が腐食して足もとが弱くて倒壊した例もや、最近の合板耐力壁構造なのに釘が指定釘(N-50)を使用しなかったため、建物が斜めにずれてしまった例もありました。

このような教訓から、木造住宅の耐震規定が作られました。

現在の耐震規定で、30年以前の同じ間取りの建物を並べてつくり、片方の建物に建物に現在の耐震規定を対応して、阪神大震災と同規模の震度で実験したところ、片方は倒壊したが、耐震規定をほどこした建物は倒壊しなかったそうです。

また、阪神大震災では、伝統の数寄屋造り風の家屋は、筋違いの無い建物でも倒壊しなかったたとのことです。

能登半島地震での金沢大学の調査では、過去震度6強の地震に比べ、全壊した住宅の戸数は少なかったとのことです。

理由としては、雪の多い奥能登では太い柱を使用している家が多い事や、日本海からの強い海風対策として、伝統的に柱や梁は太く頑丈なものを使い、窓も少なくして、建物の強度を確保しているそうです。

このように、伝統工法で建てた家がしっかりと残っています。
高度経済成長期以後のいえづくりが、伝統工法を継承せず和洋折衷がたの軸組工法に替わり利益追求の家づくりに走ったことへの教訓でしょうか?

土台と基礎を緊結させるということで、布基礎が義務づけられていますが、床下換気が悪くて足元が腐食して倒壊では意味がないですよね。

ブログの「耐震工法」で、谷中にあった五重塔は関東大震災で倒壊しなかった、と書きましたが、各地のある五重塔も大地震で倒壊した記録はありません。

五重塔の中心には太い心柱がありそれが振動を吸収する「心柱振動吸収説」や構造自体の弾性が揺れを受け流す「柔構造説」などがあります。

2年ほど前に防災科学技術研究所で行われた実験では、実物の5分の1の高さ約7メートルの模型(山梨県の宮大工が2年ががりで製作)で震度5の揺れを与えましたところ、屋根の宝輪が大きく揺れて、扉が壊れたが揺れを止めると建物が復元したそうです。

結果としては、心柱の存在は耐震性に大きく影響しないという意外な答えが出ました。
これによって、古代からの木造技術の偉大さと、謎が深まりましたね。

さらに実験を重ね、耐震性の謎を解明したいとの研究所の話ですが、謎が解明され木造住宅にも古代の英知を取り入れた耐震住宅が開発されることを望みたいですね。

  





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