HOME > 住まいの情報 > オール電化 VS ガス
オール電化の普及と共に、電気VSガスの争いが熾烈になっていますね。
火災への安全をうたい文句登場したIHヒーターに対抗して最近はガス器具も安全センサーなどを付けた、新商品などが誕生し、それぞれの立場で様々な情報が飛び交いどちらがよいのか迷われている方も多いと思います。
どちらが実際に経済性が良いのか、環境への影響はなどを検証してみました。
次のデーターは、それまでガスコンロ、ガス給湯器を使っていた方が、リホームするに際にオール電化にしたので、去年の7月から1年間データーを取っていただき比較検討しました。
4人家族、契約電気50Aで内容はリホーム前と変わりません。
オール電化対象品はエコキュート、IHヒーターで深夜電力利用、冷暖房器具はエアコンでリフォーム前と同じです。
結果としては年間46,000円、月平均3,833円オール電化が安いというランニングコストデーターがでました。
それでは、設備投資イニシャルコストも含めたデーターはどうかというと、エコキュート+IH=76万、からガス器具も新設として価格を差し引くと差額48万、12年消却と仮定して、年40,000円、月平均3,333円です。
両方の内容を差し引きしたトータルコストは、年間6,000円、月500円オール電化が安いと出ました。
この結果を一緒に集計したお客様は「え、こんなものなの」という顔をしていましたよ。
もし、器具の寿命が12年より短ければ、立場が逆転してしまいます。
この差は、使用する方の生活スタイルでも様々に変化します。
特にエコキュートは、深夜電力以外の時間帯にお湯を沸かすと極端に電気料が上がります、また、「ガスの料金がかからないので、電気の使用の節約意識が欠如していたかも知れない」とお客様も話していました。
でも、イニシャルコストも含めて計算すると、電力会社のパンフレット内容ほどの金銭的効果はないみたいです。
よく、太陽光発電との組み合わせで、相乗効果があるとされてますが、ガスとのコスト比較検討には、太陽光発電は別物と考えた方が良いでしょう。
私が楽しみにしていたのは、エコキュートにより、現実にどのくらいCO2排出量が削減されているかでしたが、ここで、意外なデーターが出ました。
オール電化の方が断然環境に優しく、CO2排出量が少ないと思っていたら、ガス併用時よりもCO2排出量が多くなっています。
電力会社のキャンペーンの「CO2排出大幅削減」のうたい文句はどうなっているのでしょうか?
電気の使用量がガス併用時に比べ倍以上になっているのが原因と思われます。
電力会社のいう「CO2大幅削減」は、ガス併用時の電気使用量だけを対象に考えたCO2排出量比較数値なのでしょうか?
私の計算が間違っているのか、どうもよくわかりません。
他のサイトでも、「オール電化が普及することにより、CO2排出量が増えて地球環境に逆効果になっている」というような記事が出ていましたから、この件は今後とも調査していきたいと思います。
こうなると、ガスがよいかオール電化が良いか、わからなくなってきました。
オール電化の場合、安全性、クリーン性では上位でしょうが、停電時や電磁波問題、CO2排出問題などを考えるとどちらが良いという判断は下せないですよね。
皆さんの、お好みで判断してください。
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