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設計オープンシステム
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設計オープンシステムとは、設計事務所や設計者が通常の設計監理の延長上で施主と業者の間にあって、工事請負契約を結ばず、下請け業者に分離発注し、予算確定、工程調整などをことです。


設計事務所と工務店がタイアップして、設計事務所の競争見積もりに工務店が参加したり、工務店が設計力不足や確認申請業務を設計事務所に依頼する例は多くありますが、このシステムは工務店の存在をはずし、設計者が各工事ごとに数社の専門業者から見積を取り、予算管理、工程管理、メンテナンス管理までの責任を設計者がとり、施主と各種専門業者が契約を交わすことになるシステムです。

以前の設計事務所だと、工事予算が合わないと、施主の間に入り一部を分離発注などしていた例もありますが、内容は工務店が総合管理していたのが実体です。

オープンシステムは全業種が分離発注になり、予算と現場施工監理、工程管理をおこないます。 住宅産業にあって、オープンシステムは、本来関係の深かった設計事務所と工務店のつながりが切れます。
ハウスメーカーの進出、成長にともない、地域工務店や設計事務所の受注減少による影響から、設計者側の防御策とも、新しい提案とも言えましょう。

また、住宅瑕疵担保保証(10年保証)問題も、オープンシステム専用の大手保険会社の補償保険を適用して対応します。
しかし、今まで工務店の管理範囲を設計者がカバーすることになり、実行するには豊富な経験と膨大な知識を必要としますから、設計者の現場管理経験や業務の実績などがないと不安な面があります。

設計事務所の費用は、設計費+現場監理にシステム管理費がプラスされますが、工務店経費がなくなるので安くなると言う宣伝ですが、実際はそれほどでもないと言う話が聞こえてきます。

設計オープンシステムに参加した水道業者がこのようなことを言っていました。
「オープンシステムは競争入札と言っても、それほど安く出せないよ」私が何故と聞くと、「そりゃ仕事は欲しいが、設計事務所は工務店ほどマメに現場に来るわけじゃないし、書類作成や打ち合わせに呼び出されたりなどの経費もバカにならないんだよ」なるほど、「それに工務店だと工事経過の連絡やアフター発生費用なども話し合って分担したりするが、オープンシステムだと全て責任が発生するからね」「いつもお世話になっている工務店やハウスメーカーに、今回は予算が無いと言われれば今後の付き合上、予算を合わせるがオープンシステムはそれきりだからね」

このような話が出るところを見ると、工務店経費がなくなっても、設計者側のシステム管理費をプラスすると大幅なコストダウンとまでは見込めない見たいですね。

私も設計側の立場からオープンシステムには興味もあり、参加を呼びかけられたこともありますが、参加していません。

以前住宅会社で現場監理の経験がありますが、現場施工が良い状態で進行するには、現場監督の力量と各門業者の連携、チームワークが大切と痛感しています。
また、業界では「先生」と呼ばれ敷居の一段高いところにいる設計事務所の方に、工務店のようなまめなアフター管理が出来るのでしょうか?

普段現場監督の経験がなく、各専門業者も競争入札による単発的なチームでは、現段階では設計事務所の受注拡大対策のシステムであって、施主の立場を考えたシステムとは言えないでしょう。

現場管理の経験が豊富で、現場を飛び歩く工務店の社長のような動きの出来る設計士に出会えれば、自分のこだわりや、好みの業者にも発注でき、予算内容も良く見えますので設計士の力量によって内容が左右されます。

設計オープンシステムはネットワーク化して全国に展開していますが、業界の流れや建物の傾向を考えると、今後増えて行くと思われます。
ここに書いたような問題をクリアーして、システムが進化することが望まれますね。

  





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