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建物の全体デザインは、平面計画に添った立体に屋根を架けて決まります。
雨の多い日本では、古来より軒先や庇を深くしてきました。
近頃は「雨宿り」の出来る家も少ないですね。
深い軒先は、夏の日差し避けにも効果を発揮するとともに、外壁材(木材、塗り壁)を保護する役目もはたし、建物に陰影を与え、一つのデザインとして受け継がれてきました。
最近は、外壁材の進歩と多様化により、軒先は短くなってきましたが、軒先を短くすることにより、屋根構造材、仕上げ材の量が減り原価低減できるのが、大きな要因でもあります。
コスト競争が建物のデザインを変化させつつあります。
しかし、このような変化の中に新しさを追求し、しゃれた新しいデザインも生まれています。
建物のデザイン要素は、次の項目が考えられます。
1、屋根形状
2、外壁材の、素材と組み合わせ
3、外部色彩
4、窓、開口部のデザイン
5、建物の陰影(光と陰のデザイン)
日本では現在の住宅建築を様式別にすると、次のように大別できます。
1、伝統和風住宅
2、現代和風住宅
3、北米風住宅 (輸入住宅に多く、北米の過去の様式が多い)
4、北欧風住宅 (スウェーデン、フィンランドなど)
5、南欧風住宅 (スパニッシュ、プロバンス風など)
6、インターナショナルスタイル(国籍不明)様式とはいえないかもしれないが、
このスタイルが現在一般的に建てられ、新しいデザインも生まれています。
建物の外観は、雑誌やいろいろな建物を見て参考にするのは良いですが、
住まいは、生活空間を自然の驚異から守るため壁をつくり、屋根を架けます。
外部デザインにばかり目がいって、生活空間計画がおろそかにならないよう注意しましょう。
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