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伝統技術を守れ!
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最近は、ハウスメーカの工業住宅が脚光を浴び、伝統工法による家造りがすっかり影を潜めていますね。

また、木造耐震問題から金物工法などが普及し、在来工法といっても伝統技術が発揮されない住宅が多くなっています。
しかし、本当に伝統工法住宅は地震に弱いのでしょうか?答えは「否」です。

在来工法による一般住宅が高度成長期時代以後、庶民のマイホームブームとあいまって、大量に建築されました。
また、その時期はプレハブメーカーの台頭もあり、在来工法は加工に手間のかかる伝統工法が変形していった時代でもあります。

下地に手間のかかる土壁からラス網モルタル塗りへ、そして現在のサイディング外壁と時代の商品需要の変化もあって、骨組みの変化し、プレカットの時代へと変化しました。

このような在来工法による家自体の構造の変化が、木造住宅を地震に弱い家にしてしまったといえます。また、価格競争から木材の材質の低下、寸法の減少などでも同じことが言えます。
木造ハウスメーカーもこの点からいえば、同罪といえましょう。

本来の伝統工法による日本家屋は現存する家屋を見てもきちんとした施工をしていれば何百年と持つし、歴代の地震にも耐えてきました。

例えば、木造は足元がしっかりしていないからと「布基礎構造」が住宅で義務づけられましたが、これによって床下通気が減少し住まいの足元の土台や床組み材の寿命が低下しているように思われます。

また、布基礎にすることによって足元は緊結されますが、木造本来の五重の塔などに見られるような柔構造の良さが失われてしまいました。
昔から伝統工法の住宅は「石場立て」といって、基礎としては大きな石を埋め柱を立て土台を回したのです。
このような工法が建物を足元から柔構造とし、地震にも耐えてきたといえます。
現在も石場立ては免振構造だと主張し、「石場立て」の家を建てている方がいますので参考にしてください。

   職人が作る木の家

伝統木造工法は地震に弱くないと書きましたが、このような建物はあくまでも伝統工法にのっとて施工した場合であって、現在の在来工法は「木造耐震基準」のガイドラインに沿った施工しかできません。

平成20年度から3年かけて、伝統構法を建築基準法に位置づける作業が行われようとしてます。 委員会を主体とする研究、実験を重ねた上で、3年後には伝統構法関連の告示をつくるそうっですよ。

それがどのようになるかによって、伝統構法の命運が大きく左右されるといえましょう。
研究例として、木造限界耐力計算があります。
本来木造は、「仕口」「ホゾ」「継ぎ手」といった木組みから構成され、木材の材質、性質などから、厳密な限界耐力計算は出来ないものですが、金物併用にはなるでしょうが研究には期待できるでしょう。

しかし、上記の布基礎の規定などのようにならないよう、伝統技術に携わる現場からの声をくみ上げてもらいたいですよね。
現在の建築行政は、伝統工法に関しては現場からの声を聞かず、住宅工法全般を見て問題に対処しているだけです。

ふつう法律というものは、外来種を規制し在来種を保護するものでしょが、建築基準法は逆になって在来種が閉め出されてる状況から、ハウスメーカー戦略と共に歩んでいるような気がしますよ。

伝統工法は「一本一本が異なる材、ひとつひとつが違う家」です。
またお客の好みもそれぞれ違い、ハウスメーカーと違がって机上だけでモデル化することは出来ないのです。

伝統構法を「建築基準法に位置づける委員会」は伝統構法を肌で感じにるためにも、国や研究者の方がいろいろな現場に出て、伝統技術職人の声に耳をかたむけるべきでしょう。

今回は内容が硬くなってしまいましたね、読んでいる方も「伝統工法の良さはわかたが手間や材料を吟味すると高いだろう」という声が聞こえそうです。

でも、ハウスメーカーは営業宣伝経費や人件費がかかるので一棟につき30~35%程度の粗利を計上するのです。
ハウスメーカーの高級品を考えたら十分に伝統工法住宅も可能ですよ。

よく有名ハウスメーカーで家を建てるのが「ステータス」の証と勘違いしている人がいますよね。

でも伝統工法住宅に比べたら、「インスタント食品と高級食材」ほどの差がありますよ。
一生に何度も建てられない家ですから「本当の贅沢とは何か」を考えてみるのも良いのではないでしょうか?

  





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