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瑕疵担保・保証義務が逆効果?
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2009年10月から実施される住宅瑕疵担保履行法では、保険対象となる住宅の施工中に行う現場検査は、一般的な戸建て住宅の場合は2回と国土交通省の認可基準で決まっています。

現場検査回数が2回とは、どのような理由で決められたのでしょうか?

住宅現場を視察して、各工事工程をチェックした上で検討したのなら、2回では少ないのは業界の人なら誰でもわかります。

現在任意加入の瑕疵担保保証保険は、現場検査の回数は3回以上が標準的です。
私は、任意加入の瑕疵担保保証保険は日本住宅保証検査機構(JIO)を何度か利用しましたが、JIOは4回の現場検査を行っています。

しかし、JIOにおいても瑕疵担保責任保険「JIOわが家の保険」では検査2回に減らすそうですよ。
これはどういうことでしょうか?

任意加入の時代は顧客確保のために、現場検査の回数を4回行っていることで他社との違いを大きくアピールしていましたが義務化決定の法律「国のお墨付き」が決まったとたんに、検査回数は2回だそうです。
また、JIOの説明書を読むと消えた2回分の検査の代わりに、検査に似たサービス「現場施工状況の把握」というものだそうですが、別途料金が発生します。

JIOを含めた認可される保険法人4社は足並みを合わせそうですよ。

任意加入の時代はユーザーサービスを最優先にし、義務化決定とともに保険業務の顧客確保は安心だから検査内容のダウン、最初から筋書きができていたのでしょうか?

「どちらにしても保証するんだからいいんじゃないか」という声も聞こえそうですが、誰だって瑕疵担保保険を利用するような家を造っては欲しくないはずです。

「検査回数が多ければよいって問題じゃない」との声もありますが、現在のように工期が短く各工事 工程がすぐ塞がれてしまって、検査回数が少ないと検査以降は業者のやり放題ですから、現在の家づくりにおいては、第3者の検査回数が大切になります。

以前の金融公庫の時代は中間検査が1回でしたが、よく悪質な業者は「中間検査といっても検査のポイントさえ押さえておけばどうってことないよ」といってましたよ。
2回程度の検査では、同じ状況に逆戻りでしょうかね。

このような事態に至っては、建築業者の負担が増えて分、「検査が少ないのでどこかで手を抜くか」 といった悪質な業者が増えるのも考えられます。

まじめにやってる中小零細業者などは、「瑕疵担保義務化で検査が増えて、宣伝力がなくてもお客 さんが安心して仕事を発注してくれるなら負担もしかたないか」という声も聞こえましたが、逆にどうせ「金は払っているのだから」といって、検査が少ないことをいいことに最終責任を保険会社に押し付けて逃げてしまう業者の発生も考えられます。

どうも今回の法律は国土交通省と保険機関の「出来レース」、どこかしらの集金システムのような臭いがしてきましたよ。

結果的に保険料金は見積もりに反映しますし、検査内容もこのような事態では安心できず、「消費者保護」といったお題目は疑わしくなってきました。

やはり、自分の家は自分でしっかり管理しなさいということなのでしょう。

  





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