HOME > 資金計画 >労金住宅ローン
今日は、「労働金庫」の住宅ローンについて説明します。
労働金庫というと、「うちの会社は組合がないから関係ない」「組合はあるが、組合員でないから関係ない」と思い込んでいる人はいませんか?
勤務先がろうきんに加入していない方でも、入会金を支払うことで利用することが可能ですし、当然 企業の労働組合に加入している方には、是非お勧めなのが、「ろうきん」の住宅ローンです。
労金は全国に13あり、労働組合員の福利厚生のための機関で他の銀行と同じように預金や融資をしていますよ。
商品内容は各都道府県ごとにある労金により、若干異なります。
原則としては、労働組合の組合員であり、会社の労働組合が労働金庫の会員でなければなりません。
しかし、 会社に労働組合がないかったり、会員でなくても入会費を払ってレインボー倶楽部に加入すれば労働金庫の融資を利用できます。(レインボー倶楽部に入会金は1000円)
ろうきん住宅ローンの金利は、地域によって金利のバラツキはありますが、都市銀行よりも低めに設定されているケースがほとんどです。
以前の調査では、都市銀行が3.1~3.25%のときに、ろうきんは2.05~3.05%でした。 固定金利選択型の10年ものですと、差がちじまりますが、やはり、ろうきんのほうが相対的に低い水準でしたよ。
低金利だけでなく、充実した保険が魅力で、火災共済は最高3,000万円で掛け金は労働金庫の負担、生命共済は何と最高1億円となっております。
一部繰上げ返済手数料が無料なうえ、保証料が一括払いではなく、ローン金利に上積みされるため、頭金でお悩みの方にも朗報ですよね。
利用できる人の条件として、継続して安定した年収を上げており、その年収(前年の税込み)の下限を150 万円とかなり低めに設定しているのもポイントです。
比較的年収の低い契約社員やパート社員の人でも、一定の条件を満たせば利用できる、ということになりますよ。
また、勤務先の労働組合が労金に出資している団体会員で、あなたがその組合員(構成員)なら、さまざまな面で他の金融機関と比較して、有利な条件で住宅ローンが利用できるますから、優先的に利用することを検討してみてはどうでしょうか。
基本的には変動金利型ローンですが、金利変動の上限を設定して、それ以上は金利の上昇分をカットするキャップ型の住宅ローンを以前から導入しています。
ろうきん住宅ローンにも住機構買取型住宅ローン「ろうきんフラット35」というフラット35ローンもあります。
<融資対象物件>
1、 一戸建ては、床面積70㎡以上の住宅。
2、マンションなどの共同住宅の場合は30㎡以上の住宅。
3、耐久性などの住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合する住宅。
4、建設費・購入価格が1億円以下の住宅。
5、竣工時に建築基準法に定める検査済証を取得した住宅。
5、新築の場合で申込日前2年以内に完成または工事中にて誰も住んだことのない住宅。
6、中古の場合で築後2年超または人が住んだことのある住宅。
「ろうきん住宅ローン」は、JAバンクなどと同じように、いわば内輪の組織による住宅ローンで、利益重視より助け合いと言う所に力を置いていますから、金利が押さえられています。
都市銀行などで審査基準の査定が通るかどうか心配している方、頭を悩ませている方など多くいますよね。
一度「ろうきん」にの窓口でもご相談してはどうでしょうか。
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