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違反建築と建築基準法
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建築基準法を具体的に説明すると、「建築に関する最低限の基準を定めて国民の生命、健康、財産の保護を図る」というものです。

ここでいう国民とは、建築行為をする施主をさしているわけではなく、すべての国民、建築行為の周辺住民も含まれるわけです。

しかし、「建築基準法はざる法」という方もいます。
小さな違反から大きな違反まで含めると、実に多くのもの違反建築が横行しているのも現実です。

特に、地方条例などはその地区の建築主事が変わっただけで、それまで問題なかった事例が解釈の相違から違反扱いになったり、逆になったりすることは、これまでも多くありました。

本来、人間生活の基盤となる住空間を単に文章で規定しようとすること自体に、無理があるような気がします。
現に、二世帯住宅が玄関・階段・水周りの位置・数により集合住宅扱いにされる場合もあります。

また、住宅の部分増築やカーポート、物置などの工事で、多くの住宅が建築基準法の規定を超えていることをご存知でしょうか?

カーポートや組み立て式物置でも、構造によって建蔽率、容積率の対象になるのです。
増築10㎡以下なら確認申請が必要ないという知識だけで、増築を繰り返し建蔽率オーバーとなっている家なども多くあります。

しかし、このような建物は「違反建築」とはいわず「不適格建築物」とよばれます。
人間が生活する上で、やむおえない建築行為に対しこのような表現がされます。

このような建物は、新規に確認申請を必要となる建築行為に対し、現行の建築基準法に適応するように改善命令がだされます。

ですから、きちんと建築基準法を意識して申請を出したら不許可、知らずにやってしまったものには、いたしかたなし、といった不明確な世界が存在しています。

当然、建築士がわかっていて建築行為したものは、違反建築となります。

団地内にあって、「自分は増築の建築確認をだしたら既存の物置やカーポートの面積を計算され建蔽率オーバーで許可されなかったが、近所には自分の計画よりも大きく増築したところもあり、どう見ても建蔽率をオーバーしている、どうなっているの?」といった問い合わせを受けたことがあります。

このような工事は第3者から指摘されれば行政側は対処しますが、そのかたは「自分が指したとわかれば、近所付き合いもまずくなるし、我慢しますよ」といってました。
また、「一度建築確認を出して、同じ内容を知らなかったといって工事するわけにはいかないでしょう」とさびしそうな顔をしていましたよ。

このように、住宅工事に関しては、人間が生活する上で、やむおえない建築行為に対しては不適格建築物といった「イキな計らい」でもありますが、不公平な現実もあるのです。

また、このようなことを知っている人は少ないとは思いますが、逆に悪用して平気で建蔽率オーバーの建物に住んでいる方もいます。

ある方は、用途地域の境目に住んでいましたが、自分の知らないところで勝手に引かれた線引きで、どうして隣とうちとではこうも建物をつくるのに違いがあるんだと怒っていたのが印象的でした。

それでなくても日本の国土的土地不足は、消費者にとって大変に厳しい状況となっています。
建築基準法を厳守しなければならない立場にいる私でも、社会生活の基盤となる住宅に関しては、もうすこし土地の状況に応じた融通性があってもよいのではないかと最近感じています

  





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