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住まい||住宅|不動産|予算

住まいの階段
箱階段
階段は、一般的な住まいにあっては、唯一の上下空間を移動する部分です。
かつての日本家屋は、庶民の住宅は平屋建てですから、階段などありませんでしたよ。

商店町屋が増えた江戸時代になってだんだんと増え始めましたが、当時は階段に対する安全の意識は低く、梯子段といった感じのものでした。

明治時代以降、写真のような箱階段が考えられ、一般の町屋を中心にやっと普及し現在のような階段に変化してきました。


住まいの中で階段は、浴室とともに事故発生が最も多い場所といえます。

階段事故が起きやすい理由としては、勾配(こうばい)が急だったり、すべりやすかったりすることがあげられますし、安全配慮の手すりがなかったりする場合もあります。

階段の基準は次のように規定されています。

一般住宅用階段の基準(施行令23条)
(共同住宅の共用階段をのぞく、ただしメゾネットなどユニット内の専用階段は準用する)

・階段および踊場の幅    75cm以上
・蹴上げ高            23cm以下
・踏面の幅(有効幅)     15cm以上
・踊場の位置          高さが4mを超える場合は4m以内

・らせん階段の「踏面の幅」は、狭いほうの端から30cmの位置で計った数値。
・階段および踊場の両側に側壁などがない場合は手すりを設ける。(高さ1m以下には適用しない)
・階段幅が3mを超える場合は中間に手すりを設ける。ただし蹴上げ高15cm以下、踏面30cm以上
 のものには不要。
・屋外階段を木造でつくることは禁止(施行令121条の2)

踏面、蹴上げといった、読みづらい用語がありますから、下図を参考にしてください。

階段


階段での事故を防止する予防策としては、勾配を緩やかにするか、、階段に薄いカーペを貼ったり、踏み板のフチに滑り止め、をつけたりすることが安全対策です。

また、階段の上下の壁の部分に、足元灯を設置すると夜間などにも階段の踏み外し事故などに安心です。
安全勾配の階段は、踏面20cm以上、勾配 6/7 以下を基準に考えると良いでしょう。

間取りの階段寸法

よく、間取り図を見せられると、階段の距離や必要段数の知識がないために、二階に上れなかったり、二階の間取りが使い物にならない間取り図を見せられることがあります。

階段を計画するには、階高(1階床面から、2階床面の高さ)を段数で割り、蹴上げの高さ、を出し2階の床面が最後の段数ですから、階段段数-1の数量に踏面の寸法を掛けた数値が階段の距離となります。
このように計算してみると、間取り上で階段が占める面積が見当付きます。

階段の種類

1、直階段
  一直線の階段で俗に「てっぽう階段」ともいいます。
  長い場合は途中に踊り場を作ることもあります。


2、折り返し階段
  階段のほぼ中ほどに踊り場をつくり、折り返して上り下りするもので、最も安全性が高いですが、
  直階段のおよそ1.5倍の面積が必要になります。

3、回り階段
  踊り場がなく、折り返したり、曲がる部分にも段のある階段のことです。
  必要面積は直進階段とほぼ同じなので、一般的に採用されています。

4、螺旋(らせん)階段
  機能的に良いとはいえませんが、デザイン性を追及することができます。
  また、中央の柱1本で階段全体を支えることが多いので強度のチェックが必要です。

螺旋階段は住宅金融公庫のあった時代には、「危険な階段」として融資対象外とされていました。
最近はデザイン性を考えて、多く取り入れられているのを見かけますが、小さなお子さんのいる子育て世代や、高齢者の同居する家では、危険度からいって不向きな階段といえます。

階段の位置

昔は階段が住まいの中央部にあると、梁材などが連結されず構造的に弱いといわれましたが、現在は耐力壁計算で2階荷重を計算し、構造的に問題がなければ、このような心配は必要ありません。

中には、「階段が中央にある家は、家相が良くない」といった、訳のわからない説もありますが、
映画の「風と共に去りぬ」に出てきたような輸入住宅は、大半が否定されてしまいますよね。
家相や風水が考案された時代には、そもそも平屋の庶民の家に階段などありませんでしたから、無視した方が良いでしょう。

階段は今まで、どちらかというと北廊下の一部や、玄関脇の狭い空間に追いやられていた傾向がありますが、最近はリビング階段、玄関ホール吹き抜け階段といった、インテリア要素の大きい階段の設置が多くなりました。

階段空間を上手に表現することによって、住まいのインテリア効果にも有効ですから上手に階段を 計画してください。

  





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