家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >集成材と金物工法HOME > 家づくりノウハウ >集成材と金物工法
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

集成材と金物工法
在来工法の新しいスタイルとして、集成材と金物を組み合わせた構造の建物が多く見られるように なりました。
まだまだ、個人工務店での使用は少ないようですが、ハウスメーカーや地域ビルダーなどで取り入れているのが多くなりました。

集成材はエンジニアリングウッドととも呼ばれ、木材のソリ、クルイ、歪み、などの欠点を補い、木材の設計強度不足もカバーできる材料です。

集成材は以前には、「貼り物」と称され「無垢」の木材に対し軽視されたときもありましたが、上記のような性質から、現在では多く柱や梁材に使用されています。

集成材の規格説明はブログの「集成材」を参考にしてください。

柱や梁材は積層面の接着剤が見えるので、以前は表面に薄い単板を貼った、化粧柱などに多く採用されていましたが、現在は構造柱自体、壁に隠れてしまう「大壁」といった仕上げが多いので、化粧せずに金物と組み合わせて使用しています。

hari-hashira.gif
金物と柱、梁の接合は左の写真のような状態になります。
この工法ですと木材接合部の断面欠損が少なくなり、接合部強度が大きくなります。
一般の在来工法ですと、隅部にある通し柱は2方向から、横架材が差し込まれ、断面が大きく欠損してしまいます。
この工法であれば、構造計算で問題なければ通し柱もいらなのです。

また、図のような「ドリフトピン」というものを木材に打ち込み、金物と木材を接合することにより、材料同士が常に引き合い、隙間が出来ません。

従来の羽子板ボルトなどでは、木材の収縮と共に、ボルトが緩んでしまうといった例が多いのです。

私も、この「集成材+金物工法」で、ここ3年間で15棟ほど設計しました。
ドリフトピンを打ち込んだ時点で、従来の建方時の「屋直し」といった作業をしなくても、鉛直に組上げられています。

(基礎の天端レベルが全体に平滑であることが条件です。レベルが平滑でないと曲がったまま建ってってしまいますよ)

1、2階の床下地材も従来の根太を使用しない、合板によ剛床構造(ネダレス工法)にすると、在来工法といっても従来の構造よりはるかにガッチリしていますよ。

tatekata.jpg
残念なのは一般的な在来工法と比較して、集成材と金物費が高くなります。
また、建方時の接合はドリフトピンを打ち込むだけの単準作業で数量が多いですから、打ち忘れが多く見られます。
ドリフトピンが一本でも忘れると、接合強度が弱くなってしまいますから、点検が大切です。

このように、在来工法も新しい材料や金物で進化しつつあります。
特に「集成材+金物」の寸法と構造計算で、大きな空間も可能になっています。

今後「集成材+金物工法」の応用では、「200年住宅」にも十分に対応出来るのではないかと考えていますから、もう少し一般的に普及すれば価格の安くなってくるかも知れませんよ。

  





関連記事

テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/288-795ed34f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。