家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >住まいの外壁HOME > 家づくりノウハウ >住まいの外壁
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

住まいの外壁
3_2741_90x90.jpg
住まいの外壁にはいろいろな仕上げ素材が多くありますが、現在一番一般的に用いられているのは、窯業系(セメント系)サイディングでしょう。

このサイディングは、ハウスメーカーや工務店などが安価な上に、デザインが豊富にあるので多く採用されています。

よく本物のタイルや石張り調の外壁を、よく見ると彫が浅く本物と異なる外壁を多くみかけますよね。

外壁は、屋根と共に建物の外観を決定する重要な要素です。
また、外壁表面の面積は大変に多く、建物コスト計算でも重要な位置にいます。
同じ間取り、同じ設備であっても、外壁仕上げ一つで、高級住宅になったり、ローコスト住宅になったりもします。

では、外壁仕上げには、どのようなものがあるか説明します。

■ サイディング

サイディングは外壁に張る板材のことで、セメント系、金属系、木質系などがあります。

<窯業系(セメント系)サイディング>

セメント系は、現場材料を練って施工する塗り壁に取って代わり、工場で加工生産した商品を現場で張り合わせていきますから、仕上がりが均一になり工期短縮にもなります。
商品は一般的に14ミリ~24ミリまでのもので、色調、デザインが豊富にあります。
厚みのある商品は、価格も高いが、模様の彫りも深く、一見本物のタイルや石材のように見える商品もあります。

しかし、施工状態がきれいに見えすぎて、自然素材の素朴さは表現できません。
また、厚みが厚くても細かい模様の彫が深いということは、素材自体の強度はあまり厚みに関係なくなってしまいます。
一見豪華調を好む方には良いでしょうが、しょせん「まがい物」のデザイン板であれば、私の場合は、予算が大幅に違ってきますので、一般的な厚みのものをお薦めしていますよ。

難点としては、素材自体に吸水性があるため、表面の塗装がハゲたり、キズが付いたりすると劣化がしやすくなりますし、接合部や開口部はシーリングに頼る施工になりますから、定期的なメンテナンスの必要な商品といえます。

<金属系>

金属系は、最近はガルバリューム鋼板を使用したデザインの建物を多く見るようになりましたね。
表面を凹凸加工しスッキリとした縦ラインのデザインを生かした建物が出来ます。
施工価格は、サイディング高級品とおな程度の目安になります。

難点は、金属板なので、熱膨張率が高く、開口部や接合部は特殊部材で二重に施工し、シーリングしなくてはいけませんから、シーリング部の管理が大切になります。

また、真夏には鋼板表面の温度が大変高くなります。
場所によっては「目玉焼き」が出来るんじゃないかと思う程、高温になりますから、断熱工事には細心の注意が必要です。
また、他の外壁材と違い、部分補修が困難です。
施工中や住んでから外壁に物をぶつけたりして、へこんだりするとそのままの状態になってしまうので 注意が必要です。

金属系外壁では他に、各種鋼板に、断熱材を中に挟んだ商品もあります。
工場加工により錆びにくく、耐久性が高く軽量、安価ですが、デザイン面などから最近の住宅には見られなく、改修工事などに適しているでしょう。

<木材系>

木材は、都市計画区域内の防火地域では構造材も含めて木材は使用できません。
その他の地域では、消防法の「延焼の恐れのある部分」は外壁は不燃材を使用しなければいけません。
(無指定地域の別荘や住宅は使用できます)

「延焼の恐れのある部分」とは、一般的な住宅では、道路中心線、隣地境界線から1階で3m、2階では5mまでの距離です。

こうなると、一般住宅はよほど広い敷地でないと外壁に木材を張ることはできません。
一般的な敷地に外壁を板壁仕上げにするには、不燃材下地をつくってから、板壁を張るようになります。

また、板壁は塗装などのメンテナンスがかかりますし、不燃下地と組み合わせると高級品の部類に属します。

■ タイル

タイルには、磁器質(じきしつ)・器質(せっきしつ)・陶器質(とうきしつ)に分けられます。

外壁に使用するタイルは一般に吸水率の低い磁器質タイルを使用します。

以前はタイル下地はラス網にモルタルを塗ってタイル張り施工(湿式工法)をしましたが、現在の住宅は下地材にタイルを引っ掛ける施工(乾式工法)が大半になってきました。
これは、特に地震の多い日本では、湿式工法による目地の割れ、タイルの落下などが多く、乾式工法が採用されるようになってきました。

これによって、深目地デザインの陰影のある外壁表現も出来るようになりました。
外壁タイル仕上げは、メンテナンスフリーで、年代と共に素材の味も出て大変に優れた外壁材といえます。
しかし、総タイル張り外壁は大変に高価な建物となり、1階部分や、外部アクセントとしてのタイル張りも多く見られます。

■ 塗り壁

古来からの日本の建物の外壁は、土壁下地に板張り、漆喰塗り、などで出来ていました。

戦後、初期住宅ブーム以降、外壁はモルタル塗り塗装といった仕上げが主流でした。
しかし、モルタルは地震などによるヒビ、割れ、の問題が多く、工期短縮などの面からもサイディング誕生以降、主役の座を奪われてしまいまいた。

現在、また、外壁塗り壁が輸入住宅デザイン(南欧系)と共に多く見られるようになりましたね。
しかし、プロバンス風といっても、南欧のそのような建物は日干し煉瓦構造に上から塗りこんでいるのです。

日本の住宅では、樹脂モルタル、樹脂系塗料の開発によって対応していますが、平滑な合板の上に薄塗り状態のため、合板ジョイント部が透けて見えたり、目地なし施工のため表面にヒビが入ったなどのクレームが多いのが実態です。

また、本来の塗り壁は、下塗り、上塗りと時間をかけ乾燥させ、それぞれヒビが入ったら処理をしてから仕上げをしました。
現在のように工期が少ない中での外壁塗り壁では、塗り壁調としかいえません。
施工に対しては注意が必要でしょう。

■ ALCパネル

一般にパワーボード(旭化成へーベル商品名)などとも呼ばれる気泡コンクリートパネルです。
木造対応としては37ミリ、鉄骨対応としては50~100ミリがあります。

この商品は、コンクリートパネルに気泡状の穴があり、軽量化して対応してます。
木造住宅の場合は巾60センチのものを横に張っていき、目地が長方形上に現れ、塗装によって仕上げます。
外壁の表面デザイン上は画一的になりがちですが、外壁材としては内部に細い鉄線も入っており強度があり、優れた外壁材といえましょう。
デザイン的に塗装による配色やアクセント材を上手に生かすことがポイントです。
(デザインパネルもあります。)

■ 石、擬石、他

石材は、鉄筋コンクリート構造などには適しますが、木造や、鉄骨造などでは重量があり適しません。

輸入商品には、外壁用のセメント系擬石もありますが、全面的には張ったのでは外壁が重過ぎます。 腰部分やアクセントとしての使用が適切でしょう。
また、鉄筋コンクリート構造の「コンクリート打ち放し」構造も人気がありますよね。
質感がありクールで都会的な雰囲気をかもしだすには、優れた手法です。

大体ひととおりの外壁仕上げを説明しました。
外壁は、平面形状、屋根のデザイン、配色、開口部やバルコニー形状、手すり、その他のアクセント部材や配色によって表情が変化しますし、外部の仕上げ材が決まっても配色の検討は難しいですから、こちらを参考にしてください。    外部色彩

  





関連記事

テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/296-7d5fcbea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。