家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >設計図書の流れと役割HOME > 住宅設計 >設計図書の流れと役割
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

設計図書の流れと役割
2_jupiter00265_90x90.jpg
住宅の設計図は敷地の現地調査から始まり、工事完成までに設計者が作成した図面や書類を総合して「設計図書」といいます。
設計図書は私の場合、一般的な住宅で図面で30枚程度、書類は内容によって50枚程度が標で、設計変更が多かったり、打ち合わせ内容の変更が多いとすぐに20~30枚と増えてしまいます。

実際に図面を提出すると、皆さん枚数の多さに驚かれますが、何もない空間に設計図を基本に施工し組み立てていきますから、上記のような枚数が必要になります。

設計図書の種類や名称は別ページにまとめてありますからそちらを参照してください。

    設計図書の種類と内容

ここでは、どの時期にどのような目的で図面を書き、どのような役割があるのかを説明します。

基本設計

お客様から依頼を受け、ヒヤリングシートを作成します、ヒヤリングした内容が設計者に与えられた条件(与条件)となります。
このヒヤリングの時点で、お客様の意見を聞き、内容にそった様々なアドバイスと提案をして、方向性を出していきます。
また、同時期に現地調査を行い、敷地形状、近隣状況、建築法規・・などを調査します。

ヒヤリングシートと現地調査を基に、平面プラン、立面プランを作成し、面積を計算して最初の基本プランの提出となります。

この、基本プランをベースにお客様に検討していただくと共に、提案などで住まいに対するコミュニケーションを深めていき、図面上に反映させます。

基本設計の平面、立面形状が固まってきたところで、部分詳細、設備計画、配置、断面、仕上げ表などの図面を書き、概算予算を組んで概算見積書を作成します。

設計者によっては、実施設計完成後の競争見積もりまで予算がわからない場合もありますが、基本設計以後の設計変更などの検討ベースになりますし、総工事費の目安にもなりますから必要と思っています。

基本設計を基に、詳細な実施設計を詰めますから、設計者任せにせずに不明な点があったら、この時点で質問して解決しておくことが大切です。

実施設計

基本設計を元に詳細を決め、工事金額を確定し、実際の工事を行うために必要な情報の図面を作成する過程です。

基本設計だけでは、家を建てるための図面としては情報が不十分ですから、細かい寸法、構造から仕上げに至るまでの材料・材質・メーカー・品番・色など、決定した情報を全て図面に表記していくこととなります。
ですから、この期間も図面を基本に様々な打ち合わせを進めていきます。

実施設計図は専門業者などの図面も含め、専門的な設計図となるために一般のかたには難しく「細かい所はお任せします」とよく言われますが、疑問に思った点はその時点で解決しておくようにしましょう。

見積・契約図

実施設計図を基に建築業者の見積が行われます。
上記の設計図書から見積に使用される図面を「見積図」と呼びます。
見積結果によっては、設計変更が行われる場合もあり、最終的に金額・内容が承認された図面をまとめたものが「契約図」となります。
これから先は、「契約図」を基本に変更、追加などが検討されます。

確認申請・住宅性能表示

建築基準法に適合しているかどうか、また希望する性能の等級に適合しているかどうかを判定してもらうために、役所若しくは指定確認検査機関 (性能評価の場合は指定住宅性能評価機関) に申請をします。

以前は確認申請提出後、ある程度の設計変更は、図面差し替えや設計変更届出で済みましたが、現在は軽微な設計変更以外(特に構造部の変更はダメ)は確認申請取り下げ、再提出が基本ですから、提出前に再度内容を設計者と共に確認するようにしましょう。

施工図

確認申請受理後、着工し契約図通りに工事が行われていきますが、図面では表現しにくい部分や細かい寸法が必要な部分などは、施工者にたいして意思が明確になるように「詳細な図面」をかいたり、場合によっては実物大の「原寸図」などを書くこともあります。
(施工図は専門業者から提出される図面もあります)

竣工図

建物完成後、変更、追加などを含めた、実際に建てた状態を図面化し建主に提出します。
この図面が「竣工図」となり、竣工図と打ち合わせ書類が最終的な「設計図書」となり、今後のメンテナンスやリフォームなどでの大切な資料ですから大切に保管しましょう。

(注、この内容は一般的な設計事務所の設計業務内容で、住宅会社や工務店などの内容とは異なります

  





関連記事

テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/309-e17f0108
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。