家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >ローコストでつくる(その1)HOME > 家づくりノウハウ >ローコストでつくる(その1)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

ローコストでつくる(その1)
4148-m.jpg
家を建てようとすると、ほとんどの人が頭を悩ませるのが資金計画ですよね。 土地代金から建物建築費、外構工事、諸費用などを想定して、自分の収入と支払い能力に合わせてローンを設定しても、当初に設定した予算どおりに納めることはなかなか難しいのが現実ですよ。


このような状況で考えるのは、いかに建物をローコストで造るかということになってきます。
ここで説明する内容は、ローコストメーカーに依頼する家づくりではなく、自分でローコスト住宅を計画する場合ですから、業者は工務店や設計事務所などが対象になります。

ローコストメーカーの仕組みを知る

ローコストメーカーの場合は、基本的には同じような考えでプランや構造が徹底的に検討された住宅ですが、販売面でモデルハウスや営業マンの人件費、広告宣伝費が経費として含まれます。

それらの経費を含んだ粗利幅は、25~30%前後ないと企業として運営できなくなってしまいます。
よく、大手は「建材や設備器具を大量購入で安くできますから」と説明しますが、資材自体は安く購入していますが、提供される価格は工務店などと比較しても5~10%の違いで、総額の中では大きな差は生まれず、それよりも経費の差の方がはるかに多いのことを知ってください。

ローコストメーカーの坪25万、30万といった程度のチラシは集客用であって、最低限の生活空間の構成になっています。

構造的な面は、建築基準法を厳守していますから問題はありませんが、消費者がそれぞれの生活必要空間や好みの設備機器を設定していくと、結果的にローコストにならず坪25万でスタートしても、最終的に坪平均50万程度になってしまっています。

なぜかというと、常に経費粗利%が固定していますから、グレードが上がれば上がった価格に粗利幅が計上されていくからです。

具体的に説明すると、一般的に10万で見積された商品はローコストメーカーは定価の30~40%掛け程度で仕入れますが見積価格は50%掛け程度で提出されます。
それに対し工務店などは、45~60%で仕入れ、15%程度上乗せした見積価格となります。
ですから、定価20万の商品がローコストメーカは10万で、工務店は12、3万程度になります。

こうしてみると、「ローコストメーカーの方がやはり安いんじゃない?」と思うかも知れませんが、商品に対し施工価格が別途に発生しますから、一概に金額の差はいえません。
このような、建材や設備機器の材料費は、総工事費にたいして仕様内容によって違いはありますが20~30%程度にしかなりません。
結果的に、建材や設備器具が安くても先に説明した経費幅と比較すると、大きな差がでるのです。

<参考比較例>

ローコストメーカー建築最終総工費 2000万とした場合、

ローコストメーカ建材設備機器具費(総工費の25%)  500万
工務店建材設備器具費(ハウスメーカーの20%増し)  600万  差額100万

ローコストメーカ粗利 (総工費の30%)           600万  原価1400万
工務店粗利 (ハウスメーカ原価の18%増)        252万  差額 348万

 348万 - 100万    = 248万
(粗利差額)(建材設備差額)(実質コストダウン差額)

工務店最終総工費 1752万となる。

<この内容はあくまでも同等品、同原価想定価格であって、建物の規模や構造、仕様で変化しますし、施工費や各種専門工事業者発注価格でも違ってきます>

見積の内容を具体的に説明しましたが、現実にはローコストメーカーの見積もりは概算見積もりとなっていて、商品自体の見積もり単価はわからないようになって、一式表示が一般的です。
ですから、営業マンが「うちは工務店などと違い、建材を大量購入、直接購入によって定価の半額程度でお客様に提供します。」といても、大きな差はなく経費の差の方がはるかに大きいのです。

このようなことから、私の提案するローコスト住宅の考えは、ローコストメーカーでは本来のローコスト住宅にはならないですから、工務店や地域ビルダーなどのローコストメーカーほど経費の発生しないところでの家づくりです。

当然にローコストメーカーも優秀な技術者が常時ローコストの造るにはどのようなプラン、構造にすれば良いか考えていますから、基本的な考えは同じですから、、ローコストメーカーのプランや構造を徹底的に研究して、応用すれば経費分安く出来るという考え方です。

前置きが長くなってしまいましたが、ローコストメーカーの住宅と、本当のローコスト住宅は違うということを理解していただきたかったのです。

次回から、間取り設計時点から仕様計画による、ローコストの方法を具体的に書いていきます。

  





関連記事

テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/334-491bcbd0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。