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住まい||住宅|不動産|予算

ローコストでつくる(その2)
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前回はローコストメーカのしくみと、自分でローコストでつくる違いを説明しました。
ローコストでつくるには、建物の間取りや設計時点からローコストを意識して設計しなければなりません。
ローコストにするからといって、構造体を簡易化することは出来ませんから、次のことに注意して検討するようにしましょう。

間取り、設計のポイント

 1、平面は凸凹を付けずに正方形や長方形などのシンプルな形状にする。

      平面形状が複雑だとそれに対し、屋根、基礎、外壁、構造材料などの予算の掛かる部分が
   増えてしまいローコストにならないから注意しましょう。

 2、屋根の形状は、切り妻、片流れ、寄棟、のどれかでまとめる。
  (屋根形状は「住まいの屋根」に掲載されていますから参照してください。)

   屋根だけの予算では、片流れ、切り妻、寄棟の順になりますが、寄棟ですと他の形状よりも
   外壁面積が現象しますので、トータル的に考えると同じくらいになります。

   しかしこの考えは、着色スレート(カラーコロニアル)などの屋根棟部に特別な役物を使用
   しない場合で、瓦などで寄棟にする場合は、棟、下り棟といた役物が増え予算がアップします。

 3、屋根勾配は、日本の風土と、コストダウン考えると、4/10~4.5/10程度がちょうど良いです。
   勾配が急になれば、同じ平面でも屋根面積が増えてしまい、勾配が緩いと雨仕舞に問題が
   出てきます。
   また、小屋裏にロフトなどを造るばあいは、屋根勾配は6/10程度必要です。
   屋根面積は増え、屋根部分のコストは増えますが、収納の量によってはロフトで対応できる
   場合もありますから、納戸スペースの減にもつながりトータル的に考える必要があります。

 4、屋根軒先の出は60cm程度に抑えると、タルキに断面や、材料の数量を抑えることが出来る。

 5、2階建ての場合、総2階形状にするとローコストになる。

   例えば40坪の建物であれば、平面20坪の総2階なら、基礎、屋根部分の面積は
   約半分になります。
   必要面積を上下に分けると2階がどうしても小さくなって、総2階にならない場合、

   吹き抜けなどで調整して施工面積が増えたとしても総2階の方が安くなるのを覚えてください。
   このことは、ローコストメーカーのプランを見ると大半が総2階か、バルコニーを含んだ
   凹凸のない2階建てとなっていますからわかると思います。

 6、基本寸法(モジュール)はmモジュールを使うとローコストになる。

   この場合の詳細は、「Mモジュールのマジック」に出ている内容を逆に応用します。
   同じ面積なら、部屋に広がりが出来るが部屋数が少なくなり間仕切りが少なくなるから
   ローコストになります。

   5番と同じようにローコストメーカーの寸法はmモジュールを採用しています。

 7、各室の間口(梁間)は4m以下にする。

   構造材(梁、桁材)の標準寸法は4mですから、それ以上間口を広い寸法にすると
   オーダー材となってしまいますから注意しましょう。
   また、各居室の間口、奥行きの平面形状は、間口1に対し奥行き1.5の比率が理想です。
   ですから、和室は8畳間よりは6畳間の方がコストダウンにつながります。 

 8、天井高さは2.4mとする

   天井高さを2.4mで押さえると、壁の建材などにロスがなくなりローコストに押さえられます。
   天井が高い方が好まれていますが、その分、階段スペース、材料、が増え、内外壁も一律に
   増えてしまいますから、コストアップになってしまいます。  

 9、間仕切りを少なく

   廊下などの移動用の狭い空間を少なくしたり、なくすようにすれば、間仕切りが減り
   ローコストになる。
   ただ、耐力壁が不足すると構造的に問題があるので注意し、設計士などと相談してください。

10、外部開口部は1、2階に位置と幅を出来るだけあわせると、構造材にロスがなくなり、
   コストダウンにつながりると共に、デザイン的にもすっきりします。
   これは、特に欧州の石やレンガ積みの古い建物の外観や町並みを見ればわかると思います。

   石やレンガ積みの場合は特に構造体に無理や無駄をなくすかを考えないといけませんから、
   何階建てであっても、上から下まで同じ位置に同じ窓が付いています。

このように、間取り、設計段階では極力ムダ、ムリを排除した方向性を模索していきます。
ローコスト住宅というと品質を下げることがイメージされることがありますが、構造体の品質を落とすことなく外壁、屋根、などのボリュームのある部分を押さえていくことが大切です。

次回は、仕上げ材料、設備工事、住宅機器などの「ローコストでつくる」になります。

  





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