家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >木造住宅と建築士の問題(2)HOME > 住宅設計 >木造住宅と建築士の問題(2)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

木造住宅と建築士の問題(2)
3_43494_90x90.jpg
前回は、木造住宅の構造図を書ける建築士が意外と少ないという問題を取り上げましたが、今回は相変わらず多い、設計士に設計を依頼したら予算オバーという点を取り上げてみます。

私は設計という言葉には、「予算設計」という言葉も含まれるとよく書いていますが、設計上予算に対し意識の少ない設計士が多いのも現実です。

なぜこのようなことが多いかというと、設計事務所や設計事務所を経由して独立した設計士の場合、住宅の設計、現場監理はしても建物の見積や、実行予算の管理は請負契約した工務店の仕事となり、常時住宅の設計業務をしていない限り、物価や時期によって変動する各工事の建築コストをとらえきれていないといえます。

特に以前には、競争見積によって業者がコストのたたきあいをし、予算オバーの設計でも設計士の要望する価格帯にあわせるという風潮もあり、コストに対する意識の薄さも考えられます。
しかし、この場合は住宅需要の多い時代の話で、「今回はムリをしても受注し仕事をつなぎ、設計事務所に恩を売っておくか」といった工務店の思惑の場合もありましたが、現在のように受注量が大幅にすくなく先が見えない時代では、確実にそれぞれの物件で利益を確保しなければいけません。

私のブログの質問にも「設計事務所に建築費2000万という予算を明示して依頼したのに、工務店3社の競争見積を出してもらたらそれぞれ差がなく、1000万近く予算オーバー、住宅計画は変更せざるを得ないし、これで設計料は払わなければいけないのでしょうか?」というものがありました。

予算2000万の住宅が3000万になってしまうのでは、「デザイン設計」の意識しかなく「予算設計」の意識は全くないというより、住宅の予算組みを知らない設計士といえましょう。
私も同業者として、このような設計者が横行しているのに怒りを超え恥ずかしさすら感じます。

住宅予算の目安は一般的に坪単価で表現されますが、坪単価表現の場合、ハウスメーカーや工務店の家づくりの目安表現であり、それぞれに材料や設計基準を押さえた表現になっています。

しかし、設計士や設計事務所の場合、「名前を売る」「デザインを売り込む」といった傾向もあり、一般的な坪単価ではとらえられない建築コストになってしまいます。

特に最近の消費者の傾向は、「デザイン」に対しての意識が非常に高まっています。
住宅経験の深い建築士や設計事務所は施主の要望や予算を的確にとらえ、ローコスト住宅さえ素晴らしくデザインされた住宅もある反面、上記のようなトラブルが多発しつつあります。

住宅と建築士の問題(1)で書いた、構造図に対する知識不足問題や今回の予算を把握できない問題などが、今後社会的なトラブルになる要因と考えれれます。

個人で消費するものでは一番高価と考えられる住宅が、「建築」「建築士制度」といった大きな枠の中では、規模も小さく予算も少ないので軽視されているような気がします。

このようなことから、木造住宅に関しては1級、2級、規模、面積での資格でなく「専門設計士制度」が必要ではないでしょうか。

  


にほんブログ村 住まいブログへ

ポッチと押していただければ
更新への喜びです。

\(*^_^*)/



関連記事

テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/351-a7bca8fb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。