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太陽電池が多様化
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太陽電池といえばパネルにしてや屋根に設置したり、大型施設ばかりかと思っていませんか?
東京ビッグサイトで2月に開かれた「第2回 国際太陽電池展(PV EXPO)」を見たら、太陽電池が多様化して大変身近なものに進化しつつあり驚きの内容でした。


窓ガラスの機能としての光の透過率が高く一体となった太陽電池ガラスや、巻いて持ち運べる薄膜フィルム型やビニル素材に加工するなどで、近い将来は生活の身近なものに様々な形態で応用される時代が来そうですよ。

★「パワー・プラスティック KT800」/コナルカ社

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厚さは0.5mmと薄いフィルム上に発電素材をコーティングしたもので製造コストが安く、レッド、グリーン、ブルーの3色あり、薄くて軽量なので、日傘やうちわにも利用できます。
巻きタイプもあり、レジャーなどの持ち運びも可能で便利です。
(出力は幅352 mm×長さ1530mmのもので8.3W )

★「FWAVE(エフウェーブ)」/富士電機システムズ社

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写真は室内ブラインドとしての使用例で、厚さ1mmのフィルム状太陽電池モジュールです。
軽くて運搬が容易で、曲がる素材なのでロールで保管できます。
(最大出力は幅250mm×1800mmのもので約100W)


<その他の出展品>

・京セラの球状セルを模様のように配置した、「Sphelar(スフェラー)」は、窓ガラスやシートができ、
 球状なので直射光や反射光、拡散光などをセル全体で吸収し、1個でも発電します。

・習志野化工の「スリットサンウォール」という商品は太陽電池を外壁パネルと一体化し、
 太陽電池の設置に必要だった架台をなくし施工コストを削減できます。

・シャープは屋根全体のデザイン性を考えて、防水・耐風性も備えるように1枚ごとに屋根材上に 
 設置し、簡単な工事で取り替えられる「NE-38K1R」(瓦4枚タイプ)などを出展。

太陽電池が多様化し身近なものに進化するのは大変楽しみです。
今回の内容は軽量化や外壁一体化など、コストダウンにつながる提案が多かったですから、将来は 屋根から太陽電池パネルが消えるかも知れませんよ。

  





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