HOME > 家づくりノウハウ > 住まいの収納(2)

今日は家を建ててからの収納術の話ですが、収納のしかたは、各家庭、個人によって千差万別ですよね。
これといった結論じみた話はできないので、基本的なこと、問題事例などを記述します。
■ 基本的な考え
1、日常の生活を最優先にした収納術
「衣・食・住」などの区別
2、季節に応じた区別
3、家族のライフスタイルに合わせた収納
4、子供の成長を考慮する。
5、不必要な物の整理
毎日、家事に追われ、収納と格闘している主婦にとっては、いまさら言われなくても「当たり前」な話でしたね。
■ 問題事例
1、設計時に、ニッチ、アルコーブなどの壁面飾り収納を、造りすぎて生活してから、
細部の掃除に多くの時間がかかる。
(ニッチなどは、毎日見える場所です。ポイントを絞りましょう)
2、システムキッチンの機種にばかり気が向いてしまい、食材の収納場所がない。
3、対面キッチンにしたが、食器戸棚と吊り戸棚に挟まれた厨房部分が暗く、日中から照明を
点灯している。
4、キッチン吊り戸棚が高すぎて、一度収納するとほとんど使用しない。
5、キッチン床下収納庫に収納物を入れすぎ、床がきしんだり扉開閉部が開きずらくなった。
6、廊下部分に収納を造りすぎ、窓がないので暗く、通気が悪い。
7、天井収納に重いものを載せすぎ、天井がダレてきた。
(積載量を再検討する)
8、納戸の中棚に重い物を載せすぎ、棚板がダレてきた。
(補強が必要です)
9、収納部の枕棚や天袋の天井が低く、物が入らない。
収納に関する問題事例はほかにも数多くあります。
特に「PL法」が出来てから、吊り戸棚などの収納商品には最大積載量が表示されていますので、注意してください。
■ 収納術考
最近の収納関係の雑誌を見ると「これでもか」というくらい、
細部まで詳細に整理した収納術の紹介が出ていますよね。
私も参考になる収納スペースは大いに取り入れています。
でも、あまりに細かい収納は、私には「収納品以前に収納部あり」みたいな感がします。
収納特集雑誌を見せられて、「このように作ってほしい」という要望がありますが、まず自分の家庭の収納品を見直し、新生活でのライフワークを検討してからどこまで必要か考えましょう。
なにも雑誌にすばらしい収納スペースがのっていても、生活に合った収納でなければなりません。
収納スペースに合わせて収納物が増えていくのも考えものでしょう。
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