HOME > 家づくりノウハウ > 住宅経年劣化ランキング

住宅は経年劣化などでどのような部位が傷むのか──。NPO法人日本ホームインスペクターズ協会は、木造住宅で劣化しやすい部位をランキング形式で発表した。
ランキングの順位は、専門家なら、うなづける内容となっていますが、一般の方にもわかりやすく対応も含めてまとめてみます。
1位、バルコニー排水ドレイン
ドレイン部分の防水が切れると雨水が侵入し、柱や梁などに伝わり木材を腐食させます。
また、ゴミなどで排水系統が詰まってしまうと、雨の時にプール状態になり被害が拡大しますから、定期的な点検維持管理が必要です。
2位 接合部
バルコニーの手摺と壁、2階外壁と1階屋根板金などの異質な物質の取り合い部が要注意です。
特にこのような部分が、雨漏れの原因になる例が多いので、こまめにチェックしましょう。
3位、洗面、浴室の床下構造
最近は新築ではユニットバスが大半となりましたが、それ以前のタイル浴室では10年経過すれば タイル目地からの浸水で浴室、洗面所の床構造が腐食し、カビやシロアリの原因となっています。 現在タイル浴槽で、洗面所の床構造にゆがみを感じるような場合、建物を長持ちさせる意味では、ユニットバスのリフォームをオススメします。
4位 防水
意外と「防水は劣化する」という意識の人がすくなく、手入れや使用に対する意識も低く、防水上部が劣化していても気づかない場合多いのです。
防水層は雨が降るたびに表面を洗われて、長い間には劣化してきますから、こまめにチェックが必用です。
5位 屋根
屋根の劣化は、屋根葺き材によって判断が違ってきます。
劣化の問題としては、瓦(土瓦、陶器瓦)よりも、スレート系屋根材の塗装の劣化が問題となります。
色にムラや脱色があるようだと、洗浄して塗り替えることをオススメします。
以上が上位ベスト5です。
そのほかには、6位外壁の吹きつけ、7位サイディングの劣化、8位外壁コーキングの劣化と外壁系の問題が続き、そのあとに、9位 衛生器具接合部パッキンなどの目に見えない部分、10位鉄部、木部の塗装部分となっていました。
住宅の瑕疵担保保証履行法が実施されましたが、維持管理に関する保証は「10年間に構造体と雨漏れ」に対する保証だけです。
また、雨漏れに対する保証があるといっても、雨漏れすること事態、気分の良いことではありませんから、上記の点を注意して建物の維持管理に注意を払ってください。
また、上位ランキングはあくまでも一般的な例ですから、あなたの建物で特に注意すべき点があるかどうか確認しておくことも大切です。
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