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住まい||住宅|不動産|予算

あいまいな「健康住宅」の定義
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「健康住宅」という表現が、住宅メーカーのチラシなどでよく見かけますよね。

シックハウス症候群などの住環境悪化問題以後、特に「健康住宅」の言葉の氾濫が気になり、「健康」が安売りされ ています。

特に気になるのは、どの程度のレベルを表現しているのかが曖昧で、単に高気密高断熱で室内の温度差が少ないため 快適というのもあれば、アトピー対策として抗菌加工したフローリングを使ってダニの発生を防いでいると謳うだけ のものなど、さまざまです。

例えば、化学物質過敏症の人にとって、抗菌剤はむしろ有害なものなのです。
また「シックハウス対策」となっていても、ホースター建材(☆☆☆☆印)ノンホルムの壁紙接着剤を使っているだ けで、家具などから出るVOCに対しては、全く何も検討されていないのが普通です。

「健康住宅」というあいまいな言葉ではなく、具体的にどこの部分にどんな対策が施されているのか、VOCの吸着 ・分解など各種の効果を謳う新製品に科学的裏付けがあるのかどうか、といった根拠が必用なのではないでしょうか ?

また、「健康住宅」といってもいくつかのレベルが考えられますから、健康要求度合いの高い順に書き出してみます 。

1、住むことでアレルギーや化学物質過敏症など病気が改善する
2、一般に言う健康的で快適に暮せる
3、住まいが原因で病気にならない

このように分類すると、2のレベルの家が「健康住宅」と表現している例が多いようです。

1のレベルは、結露やカビ・ダニを発生させない室内環境にして、VOCなどの空気汚染物質を極力排除しつつ、換 気をしたり空気清浄機を使っても、現在の標準的住宅構造や使用材料ではレベルを達成するのは至難のわざといえま す。

気密住宅などで無理に「人への健康」を追求するあまりに、窓が少なく風通しが悪く、結果カビや結露が発生しやす い・・などといった、「建物が不健康」になっている家も多く見かけます。

1のレベルの、アレルギーや化学物質過敏症などは、合板、クロス・・・といった、化学製品建材の増加と気密住宅 などの家づくりの変化と共に増えています。
やはり、このレベルを克服するには、自然素材での家づくりが一番良いようです。

また、健康の定義を考えると大変に広く、精神的なストレスを感じないための空間デザインも重要です。

このように、安易に健康住宅といってもレベルも様々で法的な基準すらありません。
やはり、「人への健康」を考えるのなら、「収容する器の健康」も考える必要があるでしょう。

  





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