家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >「長期優良住宅」消費者には?HOME > コラム >「長期優良住宅」消費者には?
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

「長期優良住宅」消費者には?
ttop.jpg
4/20の記事「新年度長期優良住宅受付」の記事に対し、このような問い合わせがきました。
「長期優良住宅に興味があり、良いらしいのはわかるのですが、デメリットはないのでしょうか、どのような検査や保証があるのでしょうか?」というものです。

長期優良住宅のメリットは補助金100万円(120万円)が受けられる、住宅ローン減税、固定資産税等の優遇、住宅ローン(フラット35)の金利優遇などが揚げられますが、一般的にデメリットはといううと、施工会社によって多額の対応工事費用が発生することでしょう。

また、住宅版エコポイントにも対応しますが、その場合長期優良の補助金とは併用出来ませんから注意してください。

さて、上記は一般的なメリット、デメリットですが、本当に現在の基準で長期に渡って住まいとしてのメリットがあるのかどうか考えてみると、様々な問題点が浮かび上がってきます。

長期優良住宅は、前福田内閣時代に超長期にわたって循環できる質の高い住宅「200年住宅ビジョン」 に端を発し、ガイドラインを検討して現在の「長期優良住宅」となっています。

この流れの中で大きな疑問は、、図面審査するだけで、長期優良住宅に関する現場検査は1回も行わないことです。
現場検査は中間検査制度を設けている行政や、瑕疵担保保証の検査でも確認できますが、確認できるのは耐震に関する部分だけで、その他多くの項目は完了検査の段階では隠れてしまっているのです。

簡単にいえば、図面を申請しただけで認定がとれてしまう制度になっています。
例えば、同じ申請内容の図面で、5社の住宅会社が家を造っても、検査がなければ施工制度によって耐久年数に違いが出るはずです。

認定を取って検査部分だけ確実な施工をして、あとは標準施工で塞いでしまうこともできるのです。 完了検査時点での提出写真は、いかようにでも使い回しができますからね。

また、超長期にわたって循環できる質の高い住宅を目的にする割には、30年、50年後といった時点の、資産価値が建設時に対し何%の目安で保証されるのかの指針すらありませんから、その時点の市場の相場判断としかいえません。

皆さんは、住宅会社の説明する、「補助金が出ますよ、税や金利が優遇されます」と言うだけで判断していませんか?

いつの間にか、超長期にわたって循環できる質の高い住宅のビジョンは、「エコポイント」と同列の、補助金や優遇税制による経済効果対策が主流になっているような気がします。

確かに、現在の一般的な住宅よりも長期優良というだけあって設計基準は厳しいのですが、一般消費者にすれば「それだけの高価な家を造って、それを裏付ける検査や保証は?」という声もあるのです。

そろそろ「長期優良住宅」の名に恥じない、審査体制を検討されてはいかがでしょうか?

  





関連記事

テーマ:住まい - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/591-e28f6e3d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。