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地盤改良の費用
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現在は家を建てる前に、必ず地盤調査をすることが義務付けられています。

地盤調査をした結果に応じて、地盤が悪ければ設計士の判断で地盤改良の方法を選択し、改良工事をしなければいけません。
しかし、地盤改良の見積金額は各住宅会社バラバラで、統一した判断での金額ではないのが多いのです。

あるサイトを見ていたらこのような相談がのっていました。
「家を建てるのに住宅会社4社と交渉中でそれぞれに地盤調査を依頼したところ、それぞれ意見も金額もバラバラでどれを信用したらよいのでしょうか?」

内容ではA社150万円、B社70万円、C社50万円、この3社のうち地盤保証が10年は1社のみ。
D社は調査会社の調査を判断して改良工事なしで10年保証が付いているそうです。

この内容では、確かにどこを信用したら良いかわかりませんし、D社は嬉しい判断ですが、好条件すぎて不安にもなりますよね。なぜこのような見積にバラツキが出ているのでしょうか?

地盤調査はある時期から義務付けられましたが、それまでは住宅工事はよほど地盤が悪いと言われているような所しか調査は行いませんでした。それどころか住宅の場合は地盤に対する意識が低く、軟弱地盤と想定されても何の対策もせず家を建てたため、そのような場所は地盤沈下にによる被害が相次ぎ、地盤調査して結果によって地盤改良が義務付けられたのです。

このような経過から、住宅会社は地盤に関してはもともと素人に近く、前述では設計士の判断でと書きましたが、現実は地盤調査会社の判断で提案する改良方法を採用しているだけなのです。

住宅会社にしてみれば土地はお客様のもの、紹介物件であってもその状態に関しては責任はありませんし、その負担は施主となりますから、「これだけかかります。」と言われても交渉の余地がありません。
また、困ったことに地盤調査と地盤改良工事の業者は同一のところが多いのです。

これでは、地盤調査会社の内容が苦しければ、「地盤改良工事で儲けるか」という判断も生まれてきますよね。
住宅会社は調査データーの見積に対し、内容が適切かどうか判断出来るところは少ないですから、そのままか経費(利益)を上乗せして提出されます。
ましてや、地盤の10年保証を付ければ、万が一のことも想定し、過剰な地盤改良工事の提案も想定されます。

それに、住宅会社の地盤調査方法はほとんどがスエーデンサウンディング方式(SS式)というもので、建物4隅と中芯の5か所程度を鉄の棒を回転させて地盤に埋めてゆき、その回転数と沈下量によって地盤の状態を判断します。これでは、見えない地盤の中の土質データーは正確には把握できないのです。負担費用(4万円前後)が安いから採用しているだけです。
ある、地盤の専門書では、他の調査方法が詳しく書かれているのに対し、SS式は簡易方式の表示しかありませんでした。

このようなことからも、上記のような見積のバラツキが生まれているとも考えられます。
ちなみに、住宅よりも規模の大きい建物ですと、ほとんどが地盤のサンプルを採取する「ボーリング調査」です。

SS式調査とボーリング調査の違いはこちらを参考にしてください。   地盤調査

それでは、施主としてどううすれば良いかですが、地盤に素人の住宅会社に地盤調査を依頼する義務はありませんから、地盤に不安があるような土地は、地盤調査会社1社にボーリング調査を依頼し、データー上地盤改良が必要であれば、地盤改良工事会社数社から見積をとることをお勧めします。(予算は、15万程度ですが地盤状況や建物の規模によっては変動します。)

また、最近は表面波探査法というものがあります。
これはSS式のように5か所程度の調査ではなく、敷地全体に地震波を送り、「地層の境界、傾斜、厚さ、地層ごとの許容応力度、予想沈下量、埋設物の存在」がわかるSS式よりも優れた調査で、データに応じて数種類の地盤改良が提案されます。 予算は6万程度で個人でも申しこめますからこちらを参考にしてください。  表面波探査法

住宅会社を通さず地盤調査会社に依頼することは、別のメリットもあります。
地元の地盤調査会社であれば、地域の地盤の状況はおおよそ把握しているのです。
地元の地盤調査会社が「あそこの土地だったら安心だよ」というところは、一番安いSS式調査でも十分なのです。

前述したD社のように「調査会社の調査を判断して改良工事なしで10年保証」というのは、意外と一番正しく周囲の地盤状況を把握しての判断かもしれません。
ただし、不景気で10年先の展望もなく、受注したいだけの営業トークとも考えられますよね。

  





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