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2X4の構造用木材は・・
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2X4住宅を建てる場合、構造用木材は「SPF材」と仕様書に書かれているのがほとんどでしょう。

木材名が「SPF」とは聞きなれない言葉だと思いますが、「スプルース、パイン、ファー」の頭文字をとって総称した混合材のことで、ホワイト材などとも呼ばれています。

日本では以前「ヘムファー(ツガ系)」と呼ばれる材も使用しましたが、現在はSPF材が主流となっています。
さて、この「SPF材」の特徴はというと、「安価であるが強度、耐久性共に劣る樹種」なのです。

「え、2X4は在来工法よりも地震などに強いというし、アメリカやカナダでは100年くらい経過した家でもしっかりしていて不動産価値も高いって聞くよ、おかしいのでは?」という人もいるでしょう。

しかし2X4の本場、アメリカ・カナダなどでは不動産価値も高い家は、ほとんど「ダグラスファー(松系)」という木材を使用しているのです。
また、構造的には2X6、2X8、2x10といった構造材を使い、断熱材も日本の標準に比べ2倍の厚さや重みがあります。

日本でも「ダグラスファー」は2X4導入当初は輸入住宅業者が多く使用していましたが高級木材で高価でした。
2X4が普及するにつれ一般消費者の購入層価格帯に合う、安価な「SPF材」が広まり、いまや日本全国標準仕様という状態になっています。

もともと2X4工法は、アメリカの地場製材業を保護するために、加工材輸出という政治的圧力で日本が採用したものであり、日本の気候的風土(降水量が多い)を考えて出来たものではないので、日本の気候には合わないという人も多くいます。

その上、構造材は強度、耐久性共に劣る樹種で出来ていては「構造上は地震に強いといっても実際何年持つの?」という疑問が湧いてきます。
「在来工法とは違う2x4、構造が強く、デザインも洗練・・」といっても、表面のうたい文句だけで本質的には以前と変わらぬ「うさぎ小屋」を押しつけられてはいないでしょうか?

長期優良住宅の制度ができ、欧米を手本にした長期にわたる良質な住宅のストックがうたわれていますが、2X4構造の材種に関しては何も取り上げられてはいません。
これは在来工法でも同じで、肝心の骨組みになる木材の種類に関する規定はなく、計算上の強度が合えば何でもよい状態です。

住宅会社からすれば、販売価格から考えるとコストの安い構造材になるのでしょうが、今のままの2x4工法では、骨格はどうでもよく表面を一生懸命に整形しただけの人体のように見えてきてしまいます。

  





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