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住まい||住宅|不動産|予算

日の当たる土地に、日の当たらない家
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土地を選ぶのに、日当たりは最も優先すべき条件ですよね。

しかし、なかなか日当たり条件の良い土地は少なく、見つかりにくいものです。

ある家のオーナーは、長い間土地を探し、自分の理想とする日当たりの良い土地を見つけました。
しかし、その時期は太陽がサンサンと照りつける6月中旬のことでした。

敷地は山林を切り開いた造成地で約75坪、造成地の隅の西南角地、南から西南側には造成地を囲む山裾が広がっています。
「日当たりには問題ないし、目の前には自然の風景があるり閑静な場所」と大変気に入ってしまいました。

設計は、遠方にある高校の同級生の設計事務所に、敷地図面と土地及び周囲の状況写真を送り依頼しました。
設計事務所からは数度現地を調査してほしい項目がとどき、そのつど送っていたので現地調査をしないままでも安心して任せていたそうです。


その後、間取り図が届き、2~3度変更の打ち合わせをして設計図が完成し、役所への申請図が完成しました。 着工が9月中旬、基礎が出来て上棟が10月下旬、そのとき重大な事実に気がついたのです。

全面の山裾の影が庭いっぱいに広がり、建物の中まで入っています。

「え!日当たりはしっかり確認したのに、どうしてこんなことに・・・」

建物工事が進むにつれ、期待していた日当たりどころか、リビングやキッチン・・室内全体が暗いのがわかりました。
完成した年末の午後3時頃には、太陽が完全に山に隠れてしまいます。

目の前にマンションなどの日陰になるような建物がある場合は、冬の日差しで建物の影になることは見当がつくでしょうが、ちょっと離れた山裾となると素人には真夏に冬の日差しは見当がつかないかもしれません。

オーナーは設計事務所に苦情をいっても「送られた写真は夏のもので冬の日差しはわからないし、山の高さの資料もなかったので・・」ということでウヤムヤにされてしまったそうです。
設計事務所にしてみれば、日当たりが良いと聞いているので、山裾の風景に向かって開放的なプランとなっています。
設計事務所は基本設計契約で書類でのやりとりのみ、確認申請提出も建築業者が代行しているそうですから一切現場は見ていません。専門家が見ていれば、設計内容は同じ土地でも変わっていたことでしょう。

分譲地会社に「冬の日差しのことは説明しなかったじゃないか!」と詰め寄ったそうですが、当然業者は、売るためには不利なことは聞かれなければ説明しません。

むしろ、今時そのような西南角地で自然が豊富にある土地が残っていたことに疑問を持ち、冬季の日差しを確認し周囲をよく調べる必要があったといえるでしょう。

やはり、土地を選ぶには太陽高度の低い冬季を意識して選ぶ必要があります。
冬以外の時期は、周囲に住んでいる方や不動産業者によく確認するようにしてください。
設計者が設計前に現場調査をおこたると、何がおこるかかわかりませんよ。

  





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