家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >顔の見えない家つくりHOME > コラム >顔の見えない家つくり
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

顔の見えない家つくり
hkqq21.jpg
最近は施主との打合せのスタイルが以前と違い、テーブルをはさんで直接打合せをする回数が減ってきましたね。

FAX、メールのやりとりで済ませる人が多くなり、中にはパソコンでのスカイプ通話という方もいましたが、特に遠距離の施主ではないのです。

伝達が早く便利かもしれませんが、なせか物足りなさを感じます。

何故なのだろうと考えてみると、テーブルをはさんでの打合せでは、図面や資料を見ながら会話の進展の上で、新しい発想、提案、変更・・・と設計の楽しさがあり意思の疎通がよく見えました。

「そのような希望でしたら、このようにしては・・・」と図面上で訂正したり、スケッチを描いてみたりする打合せが少ないのです。

家づくりの楽しみは、このようなやりとりがあってこそであり、設計者もやりがいがあるのです。
また、直接あって会話や雑談することで、見えなかった問題点や新しい提案なども見えてきます。

しかしメールでは、ネット上の情報が添付され、その回答に追われだけになっています。

施主側はメールで質問するのに、膨大なネット情報から住宅設備や建材のカタログ写真などを添付してきます。
また、同じように私からのメールに対する返答に追われていると思われます。

このような「顔の見えない家造り」、手間がかからず大変便利なのですが、楽しみよりも苦痛すら感じることがあります。

それは、メール返答への内容に対し、どう思うか感情が見えないからでしょうか?

OA機器の進歩により、メールやFAXのやりとりで全国どこでも設計出来る時代になっています。
ネットコンペなども、当初の顔合わせ以外は同じような状況と思われます。

私は、ブログを書き始めてから遠方の5人の方から「基本設計(ラフプラン)だけでもお願いできないでしょうか?」というメールをいただきました。

しかし、上のような理由で全ておことわりしています。

私は、施主も設計者も同じテーブルで、同じ図面を前にして、互いにペンで修正しながら一緒に議論することが設計上最も重要な過程だと考えています。

「顔の見えない家造り」それは感情の見えない相互通信でしかなく、やがて個性のない家となってしまう危険を感じます。

  





関連記事

テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/917-35250028
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。