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住まい||住宅|不動産|予算

一級建築士偽造
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一級建築士偽造が新たに9名も発覚しましたね。

なぜ、二級建築士ではなく一級建築士なのでしょうか?

一級建築士と二級建築士の違いはというと、どちらも国家資格ですが扱うことができる建物の規模が違うのです。

二級建築士が扱えるのは、高さは13m以下、軒高9m以下、木造の2、3階建は延べ面積1000m2以下(平屋の場合は、面積制限は無し)。
その他の構造については、階数に関係なく述べ面積300m2以下、さらに、学校・病院・劇場・映画館・公会堂・集会場・百貨店などの公共建築物は、延べ面積が500m2未満。とされています。

こうして見ると、一般的な住宅は二級建築士資格で十分なわけです。

しかし、一級建築士は二級建築士と比べ世間の見る目が上で、事業をするにも就職にも有利という背景があります。


住宅会社でも、業務の実態は二級建築士でも確認申請のための事務所登録者は一級建築士がほとんどですから、世間体裁上、一級建築士が求められているのです。

驚くのは今回の9名の中に「積水ハウス」が2名も含まれていました。
そのうち一人は「積水ハウス」営業所が委託した建築士事務所の所属です。

特に驚くべきは、もう一人は建築関連の資格を一切所有しないのに監理建築士として、神奈川県や東京都、静岡県内の低層アパートや戸建て住宅762件を設計したそうです。

その他の7名は建築士事務所や建設会社に所属していました。
国土交通省が発表した一級建築士詐称者の一覧がこちらです。 一級建築士偽造

何故大手メーカーなのに、このようなことが簡単に起こってしまうのでしょうか?

大手ハウスメーカーの住宅は本社が企画し工場制作されるプレファブ商品ですから、本社設計部が基本を全て設計し、現地設計士はそれらの基本マニュアルにのっとって間取りやオプション対応を検討し、現地の法律に適合した確認申請業務をするだけなのです。

一般木造住宅の設計のように、そのつど間取りに応じて構造や材料寸法を検討するわけではなく、建築設計の「いろは」を知っていれば、マニュアルがあるので誰でも設計士として通用するのです。

ですから、設計上の構造的な問題が発生すれば本社責任ですが、その他の設計上の問題は現地の監理設計者や施工管理者の責任となります。

木造住宅でも大手メーカーは同じようなシステムとなっています。

積水ハウスは「管理体制が不十分だった。再発防止に取り組む」とコメントしてますが、法的責任は監理設計士のみで本社は追及されないのでしょうか?

オーナーの身になってみれば、偽ブランド商品をブランド本社直売店で売りつけられたような気がするのではないでしょうか?

私がよく言っているように「大手ハウスメーカーは本社が家を建てる訳ではないので、地域営業所の対応力を見極めることが大切」が、ここにも表れています。

さて、「大手メーカーなら安心」と考えているあなたの家は大丈夫でしょうか?

  





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