家を建てる


家を建てる時に必要なノウハウと、

営業、設計、現場など業界の情報を一挙公開!

ブログ内検索






HOME > スポンサー広告 >「住育」って知ってる?HOME > コラム >「住育」って知ってる?
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

「住育」って知ってる?
atuo6.jpg

「食育」という言葉はよく聞きますが「住育」という言葉をご存じでしょうか?

「(社)住まい教育推進協会」が認定資格 として、「住育検定」を行っています。

内容は、「住育を通して未来の子どもたちへ日本の伝統を継承する・・・」と言った大上段にかまえたテーマになっていますが、要は「民間人の住居学の先生のような人や、家を建てる人」を検定で育成する組織です。

私のブログトップページの冒頭にも書いてありますが、正しい家作りは誰も教えてはくれず、入って来る情報は住宅メーカーの宣伝ばかりで、よくわからないまま営業マンに先導されているのが現状です。

「住育検定」というサイトを見たとき、私と同じよいな考えの組織もあるのだなと思っていました。

すると数日前、「住育検定」 の一組織、「住育ライフ」 から「住育ライフ、ブローガーに認定します。登録手続きをして下さい」というメールが届きました。


「え、ブローガーに認定しますって、私の方が先にやってるようなことだし・・」と思いながらも悪い気もせず指定のサイトへ入ると、氏名、経歴、プロフィールが詳細に表示しなくてはなりません。

私はブログをペンネームで書いていて、業界の裏情報や住宅会社が知られて困す記事がたくさんあり、正体を明かせば住宅業界から乾されてしまい路頭に迷ってしまいます。

担当の方から是非にとの誘いもあったのですが、現在のブログのスタンスを維持するためにも登録はしませんでしました。

「住育ライフ」にしても、「住育検定」という組織がバックにあっては、正体不明のブロガーに記事を書かせるわけにはいかないでしょう。

このようないきさつから、「住育」とはどのようなものか考えてみました。

平成18年「住宅建設計画法」に替わり「住生活基本法」が制定され、その流れの中に「住育」という考えがあります。

「住育検定」のサイトに行くと『住まい教育推進協会は、住まいに関して自然環境に負担をかけない循環型住宅「古民家」について学び、それを現在の住まいに活かせる人材の育成を進めています。それが住育であり子どもを元気に育て未来の日本を精神的にも豊かにする事だと考えています 』と記されています。

確かに先人達の生活の知恵が凝縮された「古民家」には、多くの学ぶべき点があります。

しかし、現代の住宅産業の現状を考えると「古民家」に学ぶだけで良いのかと疑問を感じます。

伝統を継承してきた工務店の「徒弟制度」は崩壊し、大手ハウスメーカーの営業攻勢に追いやられ、低価格による仕事内容でのレベル低下は目を覆う状況です。

「古民家」に見られる日本独特の木組み加工法は法律で認められず、金物・プレカットに依存しているのが現状です。

「古民家」に学ぶ事よりも、日本の伝統を継承する現場人の教育と保護の方が急務ではないでしょうか?。

このままでは、古民家に学び「住育検定」を合格して家を建てようとしても、または指導者になったとしても、肝心の作り手の組織や技術が崩壊していては、「絵に描いた餅」なってしまうでしょう。

「住生活基本法」はもっと広範囲な住まいに関する定義のはずです。

「住育検定」「住育ライフ」に、その辺までの対応がなければ、偏った「古民家建築関係者たち」の囲い込み団体と思われてしまうかも知れません。

きついことを書いてしまいましたが「住育検定」「住育ライフ」も形は違えど根底に流れる「家造りへの思い」は私のブログと同じだと思います。

「住生活基本法」に基づいた「住育」、その根底にある思想はとても重要と考えています。

「食育」のように広い範囲で「住育」を定着させるためにも、今後の「住育検定」「住育ライフ」のさらなる展開において、私からの問題提起への対応もお願いしたいものです。


  





関連記事

テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ

 はてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
     
住まい||住宅|不動産|予算

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hidetyonbo.blog89.fc2.com/tb.php/936-5d076be2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。