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住まい||住宅|不動産|予算

最悪な木材・ホワイトウッド
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最近、首都圏郊外の建売住宅現場をを数十棟見てきました。

驚くことに柱材が総て白いホワイトウッドの集成材で組み立てられています。

「ホワイトウッドの柱で大丈夫なのか?」と疑問を感じ調べて見ました。

現在日本の一般木造住宅の柱材は、国産材を押しのけ「ホワイトウッド(WW)」が主流になりつつるようです。

特に都市部での使用率には目を見張るものがあり、建売住宅の現場ではホワイトウッド集成管柱を使っていない物件を探すのが困難なくらいだそうです。

このホワイトウッドは、品確法が制定されるとき、木材業界から耐久性の等級区分の点でホワイトウッドが腐れ易い樹種であることから「構造材には反対」の意見が出され大騒ぎとなった「いわくつきの木材」です。

しかし、防腐処理などを施すことで等級2が認められ、安価なのでシェア拡大に火がついてしまいました。


以前は。強度の弱い柱材として米栂(ベイツガ)がありましたが、国産材の杉、桧などに追いやられ姿を消したと思ったら、欧州からとんでもない材料が入ってきました。

このホワイトウッドをここまで広めてしまったのが、不動産部門を持ち、割安な建売住宅で攻勢をかける「パワービルダー」や「ローコストメーカー」なのです。

このパワービルダーが昨年あたりから地方都市にも進出しはじめ、杉、桧を使っている地場工務店を軒並み受注競争で破り、杉、桧の柱材を危機的状況に追い込んでいます。

ホワイトウッドが他の木材に比べ大きく劣る例が、林野庁林政部木材課編集協力のパンフレット「木材選びの基礎」の中にでています。

内容はシロアリの巣に杉とホワイトウッドを置いて、一ヶ月でどの程度食われるかの試験で、質量減少率(試験片の重さの実験によって減少した割合で、値が小さいほどシロアリに強い木となる)は杉が1.2%、ホワイトウッドが40.1%という歴然とした違いがでていました。

下の写真は木材の腐れ易さを、3年間屋外放置実験した写真です。
右端のホワイトウッドは足元が腐って欠けてしまっています。

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住宅の柱材として使用しても3年で腐ることはありませんが、湿度の高い我が国においては建物の寿命に大きく影響します。

何故このような木材が品確法で認可されてしまったのか疑問です。何か裏がありそうですね。

いかに柱の見えない家が多くなったとはいえ、防虫処理した柱材を使ってまでコストを落とすとは、建築屋と違う不動産屋の発想なのでしょうか?。

私は、木造住宅推進派ですが、柱にホワイトウッドだけは使ったことはなく、いつかは淘汰され米栂のようにて使われなくなるだろうと思っていましたが逆現象です。

在来木造だけではなく2X4でも「SPF」材などに取って代わる勢いだそうです。

構造強度が売りの2X4住宅なのに、何を信じればよいかわからないですよね。

昔から家づくりの現場で語り継がれてきた「適材適所」は何処へいってしまったのでしょうか?

住宅は消費者にとっては、一生に一度の高価な買い物、夢のマイホームですよね。
表面はデザインに優れ、オシャレな家も多くなりした。
しかし、悲しいかな見えない場所での現実はこの有様、将来、骨粗鬆症になるような家が乱立しているのです。

このようなビルダーは家づくりに対する良心よりも利益最優先なのでしょう。

私はこの事実を書けば、不安を煽るようになるので書こうかどうか迷いましたが、真実を告げなければ消費者はいtも騙される立場になってしまいます。

見積書や仕様書に「柱材・WW」と記入されていたら、拒否しましょう。

柱やパネルの材種が何も表示されていなければ材種を確認しましょう。

  





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